雪が降った時に駐車の際にワイパーを立てる理由

北海道や東北の雪国に行くと冬場には駐車場に止まっている車がワイパーを立てた状態で駐車されているのをよく見かけます。もちろん理由があってあの状態になっています。

なぜ、あのような状態にしているのでしょうか

ワイパーを立てておかないと故障の原因になる

雪が積もってしまうと結構な重さになってしまいます。特にフロントガラスの面積が広く、ガラスが傾斜しているミニバンなどはワイパーにかかる雪が多くなってしまうので要注意です。

ワイパーも、ミニバンなどは大きいものが多いためさらに負担がかかり、そのことによってワイパーブレードやアームが曲がってしまう可能性があります。

ワイパーゴムが破損してしまう

雪が解けたり、再度凍ったりすることによってワイパーのゴムがガラスに凍ってへばりついてしまいます。そうなってしまうとワイパーを動かそうとしたときにのゴムが破損して使用できなくなってしまう恐れがあります。

モーターやワイパーリンクの故障の原因に

ワイパーには動かすためのモーターとワイパーリンクという部品が付いています。ワイパーブレードがガラスに凍り付いてしまっているとモーターやリンクに負担がかかり、故障してしまう可能性があります。

リモコンエンジンスターターを使用している場合は特に注意

ワイパーのスイッチをオンにしたままかつ、ワイパーを立てた状態でない場合、エンジンを掛けてしまうとワイパーの破損する可能性があります。

特にエンジンスターターでエンジンを掛けてしばらく放置してしまうとそれだけワイパーを動かそうとする回数が多くなってしまう為、故障・破損する可能性が高くなってしまいます。

故障の際の修理費用

ワイパーが故障してしまうと意外と費用が掛かってしまいます。修理するのに大体いくらするのでしょうか?

ワイパーの価格

車種やワイパーのメーカーによって価格は違いますが、ワイパーブレードが運転席用と助手席用2本で\5,000はします。さらにワイパーアームやリンク、モーターが破損してしまうとそれぞれ部品代がかかってしまいますし(ワイパーアームで一本数千円)、ワイパーブレード以外は素人が交換するのは難しいので作業工賃も掛かってしまいます。

最悪の場合、ワイパーの部品一式を交換しようとすると5万円以上かかってしまう可能性があります。

因みに冬用のワイパーブレードは夏用のワイパーブレードより高い場合が多いので破損には要注意です。

ワイパーは冬専用の物を使用して

 

冬用のワイパーは夏用のワイパーより高いですが、冬場のふき取り性能は段違いに違います。その為、安全のためにも必ず冬用のワイパーを使用してください。

雪国で冬に夏用のワイパーを使用すると骨組みの間に雪が詰まって綺麗にふき取れなかったり、雪や氷のふき取る能力が全然違います。

ワイパーは安全に関わる重要な部品

ワイパーは普段何気なく使用していますが、雪の日にワイパーが破損するなどして使用できなくなると前方の視界がほとんど見えない状態になってしまいます。

最悪、ワイパーが破損することによって運転が出来なくなり、ロードサービスを呼ばないといけなくなってしまいます。

もし、ガラスにワイパーが張り付いてしまった時の対処法

ワイパーがガラスに張り付いてしまった場合は無理して手で無理やり取ろうとしないでください。

1:スノーブラシで雪を取り除く

フロントガラスを含め、取り除ける雪をスノーブラシで除去してください。ガラスに氷が付いているからといって無理やり除去しようとすると、最悪ガラスまで割れてしまうので取り除ける分だけにしてください。

2:エンジンを掛けて、車のデフロスター・デフォッガーを作動させる

ガラスが凍り付いている場合は無理に割ろうとせずにデフロスターおよびデフォッガーでガラスを温めて氷を解かします。

デフロスタースイッチの画像

フロントガラスおよび運転席と助手席のガラスを温める

デフォッガースイッチの画像

リアガラスを温める

3.急いでいる場合は解氷スプレーが便利

ガラスを温めている段階で解氷スプレーを使えば、ガラスの氷を早く溶かすことが出来ます。安いものは\500程度から購入できるので、せっかちな人や朝忙しい人にはお勧めです。

4.氷を除去する

ガラスに付着している氷が解けてきたらスノーブラシで氷と雪を除去します。その後に出来ればワイパーを軽く手で動かしてみてガラスに凍り付いていなければワイパーを作動させてみます。動作に異常がなければそのまま使用してください。

ワイパーが動かなかったり、ふき取り性能が下がっている場合は故障している可能性が高いので修理してください。

ウォッシャー液にも注意

寒い季節にはウォッシャー液を薄めすぎてしまうと凍ってしまい使えなくなってしまう恐れがあります。

また、凍っていなくてもウォッシャー液を噴射してガラスに付いた瞬間に凍ることもあります。そうなってしまうと視界が全くなくなってしまって非常に危険ですのでウォッシャー液の薄めすぎに注意しましょう。

もちろん氷点下になる季節にウォッシャー液を使わず、水で代用してはいけません。

屋根の雪にも気を付けて

屋根に雪が積もったまま車を走らせてしまうと後ろの車に雪を飛ばしてしまったり、特にブレーキを掛けた時にフロントガラスに雪が落ちてきて視界が遮られ非常に危険です。

ワイパーで雪を掻きわけるまで視界がゼロになってしまいますので事故の原因になるので絶対に雪を落としてから走行してください。

まとめ

雪が降るほど寒い地域ではワイパー以外にも色々と車を使用する際に注意が必要です。事故や故障に繋がらないよう注意しましょう。

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