各社から発売されているミニバン向けの低燃費タイヤですが、性能や価格を比較するとどれくらいの違いがあるのでしょうか。
また、普通の乗用車向けのタイヤと比較すると何が違うのでしょうか。
ハイト系軽自動車向けタイヤについてはこちらから
目次
ミニバン向けの低燃費タイヤがオススメできる理由
なぜミニバンには専用のタイヤを購入したほうが良いかと言うと、全ての乗用車向けのタイヤと比較して車体がふらつきにくかったり、偏摩耗を抑制してくれるというメリットがあるからです。
若干コンフォートタイヤと比較してミニバン向けのタイヤが高くなったとしても上記のメリットがあるので、結果タイヤが長持ちしたり、ドライバーや同乗者が疲れにくいということがあります。
ブリヂストン
ブリヂストンはタイヤ販売本数が多いだけあって、他社と比較してもミニバン向けのタイヤは様々あります。
REGNO GRVⅡ
ミニバンの広い室内空間での高い静粛性とふらつきを抑制したタイヤです。前席だけではなく、後席での高い静粛性も高いです。
他のタイヤと比較して価格は高くなってしまいますが、高い快適性能が欲しいという購入ミニバンユーザーにおすすめのタイヤです。
Playz PX-RV Ⅱ
濡れた路面での高いコーナリング性能やブレーキング性能を持ったタイヤです。
また、耐久性が高いのもこのタイヤの特徴です。
ECOPIA NH100 RV
ブリヂストンの他のミニバン向け低燃費タイヤと比較しても低燃費性能が高いタイヤです。
低燃費性能だけではなく、耐久性能とウェット性能も高いです。
ダンロップ
ダンロップは日本初の自動車向けタイヤを製造した先駆者であり、これまでも様々な先進的技術で様々なタイヤを発売しています。
近年では特殊吸音スポンジのタイヤを発売し、VEURO VE304は日刊自動車新聞社の用品大賞2020でグランプリを受賞しており、その技術力の高さが伺えます。
因みにこのグランプリはタイヤだけではなく、カー用品全てからの選出なので、いかに評価が高いかがわかると思います。
VEURO VE304もミニバン専用タイヤではありませんが、ミニバン向けのタイヤサイズラインナップが用意されているので静粛性が高いタイヤを購入したい方にはおすすめできます。
エナセーブ RV505
荷物の積載量が多いときや横風の時のふらつき性能に考慮されたタイヤです。また、耐久性も高く、サイレントコアは搭載されていませんが、静粛性にも考慮されています。
ヨコハマタイヤ
ヨコハマタイヤはECOSからBluEarthと低燃費タイヤに力を入れているメーカーとしてタイヤのブランド名を聞いたことがある人も多いので、低燃費タイヤといえばBluEarthという人も多いでしょう。
もちろんミニバン向けの低燃費タイヤのラインナップもあります。
ADVAN dB V552
ADVAN dB V552はミニバン専用のタイヤではありませんが、ミニバン向けのタイヤサイズラインナップも用意しています。
静粛性が高いのがこのタイヤの一番の特徴で、他のタイヤと比較しても静粛性が高いと評価が高いです。
それもそのはずで、ヨコハマ史上最も静粛性が高いというタイヤです。
ADVAN FLEVA V701
このタイヤもミニバン専用では有りませんが、ミニバン向けのタイヤサイズが用意されています。
スポーティーなタイヤながら、ウェット性能が高いタイヤなので、ミニバンでもハンドリングにこだわる方にはおすすめのタイヤです。
BluEarth RV-02
ミニバンやSUV専用の低燃費タイヤです。ミニバン向けタイヤに求められるふらつきにくさと、偏摩耗を抑えながら低燃費性能と雨の日のグリップ性能が高いタイヤです。
このような性能が高いにも拘らず価格が比較的安いと評価が高いタイヤです。その証拠にインターネット通販サイトのタイヤフッドでTIREHOOD AWARD 2020のベストタイヤ賞を受賞しています。
トーヨータイヤ
トーヨータイヤは近年ミニバン向けタイヤに力を入れており、ミニバン向けのTRANPATHシリーズは軽自動車向けのタイヤを含めると4種類の展開をしています。
TRANPATH mpZ
ミニバン向けのスタンダードタイヤです。車両のふらつきを抑えながら経済性にも配慮されたタイヤです。
TRANPATH ML
高い転がり抵抗性能と安定した走りを両立させたミドルクラス向けのミニバン向けタイヤです。
TRANPATH LuII
高い静粛性と乗り心地が特長なラグジュアリーミニバン向けのタイヤです。
軽自動車向けのTRANPATH LuKについてはこちらから
グッドイヤー
グッドイヤーも近年低燃費タイヤに力を入れており、EfficientGripシリーズは低燃費性能だけではなく、乗り心地・静粛性・ハンドリングにもこだわったタイヤです。
EfficientGrip RVF02
2021年3月に発売されたミニバン専用タイヤです。
ミニバンだけではなく、SUVや軽ワゴンのタイヤサイズもラインナップにあります。
ミニバン向け低燃費タイヤ性能比較表
総合評価は2021年8月1日現在のタイヤフッドでのもの
メーカー | タイヤ名 | 転がり抵抗性能 | ウェット
グリップ性能 |
総合評価
(5点満点中) |
ブリヂストン | REGNO GRVⅡ | A | b | 4.60点 |
↑ | Playz PX-RV Ⅱ | A | a | 4.04点 |
↑ | ECOPIA
NH100 RV |
AA | b | 4.33点 |
ダンロップ | VEURO VE304 | A | a(1サイズのみb有。) | 4.51点 |
↑ | エナセーブ
RV505 |
AA | b(50サイズ中9サイズがc) | 4.39点 |
ヨコハマ | ADVAN dB
V552 |
A | a(44サイズ中5サイズがb) | 4.58点 |
↑ | ADVAN
FLEVA V701 |
A(いちぶのサイズでB有(低燃費タイヤではない)) | a | |
↑ | BluEarth RV-02 | A | a(RV02CKはb) | 4.41点 |
トーヨータイヤ | TRANPATH
mpZ |
A | b(42サイズ中、11サイズがc) | 4.45点 |
↑ | TRANPATH
ML |
AA | b | 4.11点 |
↑ | TRANPATH
LuII |
A | b | 4.49点 |
グッドイヤー | EfficientGrip
RVF02 |
AA | b(40サイズ中8サイズはc) |
まとめ
ミニバン向けの低燃費タイヤといっても価格や性能によって様々なタイヤがあるので非常に迷ってしまうところです。
タイヤを比較したい場合はタイヤフッドなどの信頼できる通販サイトで価格や評価を比較して購入することをおすすめします。