目次
北海道では最大震度7の地震が発生
9月7日に北海道の胆振地方で発生した地震で厚真町では震度7、安平町・むかわ町では震度6強、札幌市でも東区では震度6弱の揺れがあり、道路が陥没してしまいました。
その他にも札幌市清田区では液状化現象の被害にあってしまい、現在でも復旧の目処が立っていないような状況です。
現在でも余震と思われる地震が続いている
現在では大きな震度の余震は少なくなってきていますが、9/17日には震度4の地震を観測していますので、万が一のため、大きな地震に対する備えをしておいたほうがいいでしょう。
余震に慣れたような慣れなくて毎日ビクビクしてるような…外にいたら震度2程度じゃ全く気付かないことも。
同じ札幌市でも区やブロックが違えば被害の程度も全然違う。すぐ近所の知り合いの家は全く物が壊れなかったとか。うちの周りは土地が火山灰なので地盤が弱いみたい
停電にならなくて良かった!— 石本美穂 (@tomatymipo) 2018年9月16日
さっきの地震でまた停電なるかと思った…
さっきの札幌震度4
6日の一番でかいヤツの時も札幌震度5、4だったんだな
そりゃ停電なると思うわなでも胆振も震度4だったから大丈夫だったのか
胆振でもっとデカいのきてたらヤバかったな— み೨̣̥*♪ (@mie0o9ash) 2018年9月16日
発電所の稼動停止で全道各地で停電が発生
苫東厚真発電所が停止した影響で、北海道内の火力発電所が全て緊急停止してしまったため、北海道全域約300万個弱の世帯で停電が発生してしまいました。
停電の復旧は現在ではほぼ解消されていますが、多くの世帯で約2日間電気が全く使えない状態になってしまいました。
避難者、ピーク時には1万人に 札幌 停電解消し急減https://t.co/YmfjQAWvf9 pic.twitter.com/vGfYFDpg4Z
— 北海道新聞 (@doshinweb) September 16, 2018
現在でも2割の節電要請中
9/17日までは電力の供給力が足りなくなる可能性があるため、2割の節電要請を依頼しています。18日からは節電目標は解除していますが、9月末までは数値目標はありませんが、節電はお願いしたいとのことです。
台風の影響で停電も発生していた
9/4には2018年で最大といわれていた台風が日本に上陸しました。北海道には温帯低気圧に変わった台風21号の影響で、江別市・石狩市・札幌市北区等であわせて約37,000戸が停電してしまいました。
現在でも余震と停電の不安
北海道の方々は地震の発生とともに停電となってしまった事で大変不便な思いをしてしまったことにより、停電の不安を抱えています。
北海道地震で被害を受けた皆様
お見舞申し上げます家もまだTVと電話が駄目です電気が昨夜も停電して暑くて目が覚めました
ほんとに今回は被害が多く物がお店にないのが余計に不安でたまりません pic.twitter.com/3U6blBCQ0a
— トビンちゃん࿐·˖✶౨ (@tobin0006) 2018年9月7日
自宅ではスマホの充電が出来なくなった為、連絡が取れなくなる人が多発
スマホの明かりしかなくて朝になったら充電切れたし。しぬかと思った(ツイ廃的な意味で)。約44時間停電していたワイの家。ロウソクの灯りもキャンプみたいで楽しかったよ(棒読み)
— らいちむちむちぇりー (@charla_yomi0403) 2018年9月11日
停電で固定電話が使えない。家族、親戚、友人との連絡手段はスマホのみ。スマホの充電がすぐ切れる。フル充電してあった携帯用充電器も1日目で充電が切れた。ノートPCからスマホや携帯用充電器を充電したが、ノートの充電も切れ、手持ちの充電手段は無くなった
4日目、やっと電気が復旧した
— 風に徘徊(多忙・気まぐれ浮上) (@w_viburnum) 2018年9月8日
スマホの充電が無くなってしまった事で重要な連絡も取れなくなってしまうだけではなく、災害用伝言板にもアクセスできなくなってしまうので、安否情報の登録や確認をすることが出来なくなってしまう自体もおきています。
また、懐中電灯の代わりにスマホのシャッターのライトを使っていた人も、ライトが使用できなくなってしまい、光の無い中で生活を余儀なくされた人もいました。
避難場所やショップでは充電待ちの人が多数
ドコモショップなう。
この待ち時間の長いこと…
「充電器買うだけなんですけど、優先搭乗、もとい、優先窓口ないんですか?」
って、心の中でつぶやいてるプラチナステージのオレ— abuyasu@2018NH修行中 (@abuyasu45) 2018年9月13日
・旭川市役所第2庁舎 (7条通10丁目)
なお、自宅での生活が可能であっても、停電によりスマホや携帯電話の充電でお困りの方については、上記の自主避難場所に加えて、次の施設において充電が可能です。
※充電器は必ずご持参ください。— 旭川市役所 (@asahikawa_jp) 2018年9月6日
また、充電するにも充電器も必要な場所も多く、コンセントも足りず、無駄な時間が掛かってしまうことがあったようです。
NTTでは公衆電話を無料開放したが別の問題が
北海道胆振東部地震では北海道全域で公衆電話を無料で使用可能にしましたが、以下のような問題も発生しました。
電話番号が分からない
スマホに連絡先を登録している人や、そもそも連絡に電話を使わず、LINEを使っている人が多いため、電話番号が分からないので家族に連絡が取れないという事態が発生してしまいました。
公衆電話が使えない、使い方が分からない
携帯電話が普及したことにより公衆電話の台数が以前と比べて減少しており、どこに公衆電話があるかわかりづらくなってしまいました。
また、そもそも公衆電話を使ったことが無い人も多くなってきており、連絡したくても出来ない状態が発生してしまいました。
自宅で電気が使えなくても車で電源(電気)が使えた。
地震の影響で停電している間、自宅では電気が使用できなくなってしまいましたが、車内でラジオやテレビを見ることが出来ます。もちろんスマホの充電ケーブルがあれば、充電も出来るので、避難場所を探してわざわざ並ぶ必要も無く充電することも可能です。
車にはこのグッズを積んでおくと便利
自動車用スマホUSBカーチャージャー
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すでに車に積んでいる方も多いかもしれませんが、シガーソケットからスマホを充電できる商品です。Micro USBケーブルがセットになっているものも販売しています。
ケーブルが2本あれば、車内でスマホやタブレットを2台充電することが出来ます。
また、多くの機器を充電したい場合はカーチャージャーを複数と、シガーソケット分配器も用意しておいたほうがいいでしょう。
DC/ACインバーター
車用の電源DC12Vを家庭用電源のAC100Vに変換する機器です。シガーソケットにインバーターを接続して、電化製品をインバーターのコンセントプラグにさしこむとその機器が使用できるようになります。
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上記の製品は300Wまで対応しており、ACコンセントが2口あるだけではなく、USBポートも2つ付いているので非常にお勧めです。携帯・スマホの充電だけではなく、ノートPCくらいであれば接続可能なので、緊急の仕事のメールのやり取りや、SKYPEなどでビデオ通話も可能です。
ガソリンの給油は忘れずに
シガーソケットから電気を取る場合は、エンジンを掛けておかないと、バッテリー上がりや、バッテリーの寿命を早めてしまう危険性があるので、エンジンを掛けた状態で充電やインバーターの使用をしましょう。
車では一酸化炭素中毒の危険性に注意
停電の際には車でヒーターを使えば大丈夫と思っている方もいるとは思いますが、エンジンを掛けたまま寝てしまって、雪でマフラーが塞がれてしまうと車内に一酸化炭素が入ってしまい、体調が悪いなと思ったときには遅く、命を失ってしまう危険性がありますので注意しましょう。
車だけではなく、自宅でも災害・停電の準備を忘れずに
まだまだ余震があるから油断はできないけど、今回大規模停電を経験して絶対に必要だとおもったもの⬇︎
・電池でできるスマホ充電器
・車でできる充電器
・電池たくさん
・カセットコンロ
・ラジオ!!!
・ランタンor懐中電灯
・車のガソリン
・カセットコンロで調理できるもの— つっちゃん♡ (@fcu4_u) 2018年9月8日
ポータブルストーブ
今回の北海道胆振東部地震ではまだ、寒い時期では無かったため、必要ではありませんでしたが冬ではストーブが無ければ命にかかわります。
北海道で普及しているFF式ストーブは電気がないと使用できないため、電池で点火できるポータブルストーブを持っていたほうがいいかもしれません。
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携帯ラジオ
地震等の災害時にテレビとスマホが使えなくなってしまうと、避難場所や復旧の情報を得ることが出来ません。出来ればライトやスマホの充電機能も付いた災害用のものを一つ準備しておくといいでしょう。
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ランタン
家の中ではスマホの証明だけでは十分な明るさを確保できず、夜には照明が無ければ歩くことすら大変ですのでランタンがあると照明代わりになります。
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電池
電池が無ければポータブルストーブやランタン等が使用することが出来ません。災害時にはホームセンターから直ぐなくなってしまい購入することが難しくなってしまいますので常備して置くようにしましょう。
まとめ
災害時に伴った停電では、自宅に食事やスマホの充電器などの準備をしておくのは当然ですが、自宅の予備や出先で被災した場合に備えて車にもスマホや電気製品が使える充電器やインバーターの準備をしておくといいでしょう。