車の花粉症対策の方法とお勧めグッズ

内気循環モードで車内に花粉を侵入させない対策を

外気導入モードにすると外の空気が入ってくるため、その分花粉が車内に入ってきてしまいます。内気循環モードにしておけば車内の空気がエアコンフィルターを何度も通るため、花粉を除去できるものであれば、空気がきれいなので必ず内気循環モードにしましょう。もちろん窓は開けずに閉じた状態にしておきましょう。

エアコンフィルターを交換していないと、ほこり・花粉の除去能力が落ちているかも

車用のエアコンフィルターは、家庭用のエアコンと同じように定期的に交換が必要です。一度も交換したことがない方、中古車を購入してどれくらい使用しているかわからない方は一度確認してみるか、ディーラーなどで点検してもらうことをお勧めします。

車用エアコンフィルターの寿命と交換時期

寿命や交換時期は製品や車によって違ってきますが、1万kmから2万kmもしくは1年から2年というものが多いです。また清掃することによって長く使えるものがあります。

都市部や汚れが多い地方では早めに交換することをお勧めします。

エアコンフィルターはこんなにも汚れてきたない

車用のエアコンフィルターを長期交換しないとほこりだけではなく砂や虫などが付着して非常に汚いです。この状態でエアコンを使用してしまうと花粉やホコリまみれの空気が車内に入ってきてしまいますので非常に非衛生的です。また異臭がしてしまう場合もあります。

しかも汚れが蓄積していくとエアコンの効きが悪くなってしまうので、設定温度まで下がるまで時間がかかってしまうので、最悪はパワーダウンや燃費の低下の可能性もありえます。

このような状態になっていたら体調不良になる前に速やかに交換しましょう。

車用エアコンフィルターの価格

車種によっても前後しますが、車用の純正エアコンフィルターでプリウスなどに使われているもので約3000円程度で購入することができます。

車用エアコンフィルターの交換工賃

交換費用はカー用品店で1000円から2000円程度の所が多いようです。作業自体はそんなに難しくはないので、DIYや整備が好きな人はぜひ挑戦してみてください。

車用エアコンフィルターの交換方法

フィルターの場所は国産車では助手席のグローブボックスの奥かセンターコンソールの奥にある場合が多いです。グローブボックスを外せば奥にフィルターが見えてくるので交換してください。センターコンソールの奥にある場合はマニュアルがないと少し難しいので自信のない方は素直にディーラーやカー用品店にお願いしましょう。

エアコンフィルターを装着する向きには注意

エアコンフィルターは取り付けるときに向きがあります。(表と裏がある)強引に反対に取り付けてしまうと、フィルターの機能が発揮できません。車種によってはロック機構などの故障の原因になる場合もあります。

高性能のエアコンフィルターもある

普通のエアコンフィルターに加えて抗菌・脱臭・抗ウィルスタイプの車用エアコンフィルターもあります。値段は一般的なエアコンフィルターより千円程度高いです。

また、純正のエアコンフィルターの機能にはない、PM2.5を除去できるタイプもあります。

お勧めの車用エアコンフィルター

フィルターも社外品で安いものが売られていますが、せいぜい千円程度安いくらいです。十分な性能を発揮するため、純正品か、純正で取り扱いのあるボッシュかデンソーのものがお勧めです。

その他おすすめ車内用ほこり・花粉症対策グッズ

エアコンフィルターを新品に交換するだけでは花粉症対策には万全とは言えません。車内を清潔に保ち花粉症を防止しましょう。

車用のプラズマクラスターイオン発生機で花粉を除去

シャープのIG-KC15やIG-HCF15などのプラズマクラスターイオン発生機は空気清浄フィルターを搭載することにより、車内の花粉やホコリを除去します。車用の小さな製品ですが、IG-HCF15のようにPM2.5も除去する能力がある商品もあります。

また、プラズマクラスターイオンは肌につやを与える効果もあるので、乾燥が気になる型にもお勧めできます。

車用プラズマクラスターイオン発生機の価格と機能

型名 タイプ 消臭機能 花粉除去機能 機能 価格
IG-KC15 カップホルダー取り付け 有り 有り 低騒音(標準モード:23dB) \10,000前後
IG-KC1 エアコン送風口取り付け 有り 無し USB接続でPCやコンセントで使用可能 \10,000前後
IG-HCF15 フィルター搭載 有り(タバコ・カビ・汗、加齢臭・食事臭・ペット臭) 有り(他、黄砂、ディーゼル粉塵等) ・3種のフィルター搭載。・PM2.5除去機能・自動検知機能 ¥12,000前後

消臭と花粉を除去するだけであればカップホルダーに置いてシガーソケットから電源を取るだけの簡単なIG-KC15をお勧めしますが、数千円プラスすれば、場所はかさばってしまいますが、ミニバンなどの車内が広い車にも十分な機能を発揮し、様々な粒子を除去できるIG-HCF15をお勧めします。

IG-HCF15のフィルターの交換目安は6ヶ月から12ヶ月使用することができ、価格は\2,000前後で購入することができます。

エアコンクリーナー

いくらフィルターをきれいにしていてもエバポレーターが汚れていては効果が薄れてしまいます。エアコンフィルターを交換するついでにエバポレータも清掃しましょう。エアコンの臭いも気になくなるはずです。

おすすめの商品はタクティー(TACTI) DRIVE JOY(ドライブジョイ) クイックエバポレータークリーナーS 60ml V9354-0006です。amazonで\2,500以下で購入することができます。

ディーラーでも工賃はかかってしまいますが、作業をしてもらえます。オートバックス等のカー用品店では\4,000位の工賃です。

エアコン吹き出し口用スプレー

エアコンフィルターとエバポレーターを清掃したら一緒にエアコン噴出し口を清掃するのもお勧めです。カーメイトのエアコン消臭スプレーなら除菌もできて車のシートにも使えます。価格は\1,000円以下で比較的安く購入することができます。

フロアマットの清掃も忘れずに

フロアマットには泥やホコリ以外にも靴に付いた花粉が付着してしまいます。定期的に清掃をしましょう。コイン洗車場に無料で使えるフロアマットを掃除できる機械があることが多いです。

https://asiantirecarparts.com/2018/03/17/post-493/

マイクロファイバークロス

マイクロファイバークロスであれば、細かい繊維が汚れを取り除いてくれて、ほこりも出にくいのでお勧めです。

花粉はほぼ一年飛散しているので十分な注意を

春には杉やヒノキの花粉が飛散していることを知っている方は多いとは思いますが、春から夏にはイネ科の花粉、夏から秋にかけてはヨモギなどの菊科の花粉が飛散しているので花粉に弱い方にとっては要注意です。

花粉症の薬を飲んだ後には運転は十分に注意すること

花粉症対策の薬の中には、副作用として眠くなってしまうものがあります。薬を飲用する場合には医師に十分相談してから運転の可否を判断しましょう。

車内に入る前に衣服についた花粉を取り除くのを忘れずに

いくら車に花粉が入らないように対策をとっても、衣服に花粉が付いてしまっていては元も子もありません。車に乗り込む前に衣類に付着している花粉を払って落としておきましょう。前もって静電気除去スプレーか、花粉除去スプレーを使って花粉を防止しましょう。衣類用の粘着ローラーを使用すれば手で払って落とせなかった花粉も除去することができます。

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