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S660にハードトップの薦め
S660は軽自動車で本格的なオープンスポーツという希少な車です。
ハードトップを装着することによって様々なメリットがあるので、ハードトップの装着を検討してみてはどうでしょうか。
ハードトップのメリット
車両盗難リスクを下げる
ハードトップはソフトトップと比較して頑丈な為、破壊されて車内に侵入されるリスクが低下します。当然、車両だけではなく、カーナビ等の盗難のリスクも低下します。
また、ソフトトップだとカッター等で切られる可能性がありますが、ハードトップではそれはありません。
特に青空駐車場に車を止めている場合はハードトップをお勧めします。
走行ノイズの低下
ソフトトップは素材の都合上、外の音や走行ノイズが車内に入りやすくなっています。ハードトップに変更するとノイズが減る為、快適にドライブをすることが出来ます。
また、車内で音楽を聴く人にもノイズが入らない分音がきれいに聞こえます。
頑丈
ソフトトップと比較してハードトップはFRPやカーボン等で作られている場合が多く、幌と比較して、壊れにくく、また汚れにくいので手入れも簡単です。
雨漏りしにくい
オープンカーは構造上、経年劣化などで雨漏りのリスクがあります。ハードトップはソフトトップの幌と比較すると雨漏りしにくいというメリットがあります。
さらに雨漏りのリスクを減らすためには幌とボディーのウェザーストリップの定期的な交換や、信頼できるメーカーの幌やハードトップを使用することをおすすめします。
そもそもオープンにしない人には特にお勧め
S660を購入した人には、オープンカーが好きで購入したわけではなく、軽スポーツカーが欲しくて購入した人も多いと思います。そのような人にはソフトトップと比較して手入れが簡単で、静粛性も高いのでメリットが多いです。
ハードトップのデメリット
保管場所が必要
S660の場合、ソフトトップを取り外した場合はトランクの収納スペース(ユーティリティボックス)に保管することが可能ですが、ハードトップを取り外した場合は、車内に保管することができない為、物置等に保管しておく必要があります。
但し、S660は天井部分しかないため、比較的保管場所のスペースは少なくて済みます。
高い
S660を含め、取り外し可能なオープンカーは幌が標準で装着されている場合が殆どなので、破損、劣化することが無い限り購入することがありません。
ハードトップの場合は、中古車で購入すると付いてくることがありますが、新規で購入する場合が殆どですので、その分コストがかかってしまいます。
S660の場合だと無限のハードトップが約22万に対して、純正のロールトップ(ボルドーレッドとブラウン)は約12万円と10万円近くの差があります。
重い
ソフトトップに比べてハードトップは比較的重い場合が多いです。S660の場合だと純正のロールトップの重量が約6kgに対して、無限のハードトップは約12kgなので倍近くの重量差になってしまいます。
軽いハードトップをつけたいという方はCFRP(カーボン)のハードトップをおすすめします。
但し、カーボンのハードトップはFRPと比較すると高価です。
納期がかかる
S660のハードトップは人気の商品の為、納期が長いというデメリットがあります。
例えば無限のハードトップの納期は発売開始時から比較すると短縮されてはいますが、約8か月という納期です。
また、八千代工業のハードトップは抽選および受注生産の為、当選しなければ購入できませんので、納期がいつになるかわかりません。
S660お勧めハードトップ
人気は無限(MUGEN)のハードトップ
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素材はFRP製です。重量は12kg
ホンダ車用のパーツやレース用のエンジンを開発・製造する無限(M-TEC)が販売する製品だけあって、性能・精度は非常に高く、評判も高いです。
しかし、価格が高い(税込み価格:¥235,440)のがデメリットです。
ハードトップの納期は
一時期は無限のS660用ハードトップは非常に人気が高く、1年近く待つということがありました。しかし現在では、注文や生産が安定していることもあり、比較的早く購入できるようです。
無限以外にも他のパーツメーカーから販売されている
S660のチューニング・カスタムは非常に人気がある為、様々なメーカーからハードトップが販売されています。
八千代 工業 CFPR ROOF
CFPR(炭素繊維強化プラスチック)のハードトップです。重量は5.9 kgで純正の幌と比較して22%軽いので、サーキット走行をする方や、軽量化をしたいという方にはおすすめです。
フルドライカーボン製ですので価格は¥ 327,800とFRPなどと比較すると高価です。
また、重量が軽いということは一人で取り付け取り外しをしやすいというメリットもあります。
口コミ
10万オーバーで欲しい物色々あるから、優先順位つけて買ってかないと死ぬな…(
とりあえず一位はS660のハードトップ
無限か八千代工業かで迷ってるけど、10万ほど値段違うんよね(((— サーモン将軍 (@GeneralSalmon) August 4, 2020
ガレージ・ベリー
価格は約6万円と無限の製品と比べて安いですが、取り付け部品が必要です。取り付け部品は純正のソフトトップから移植することは可能ですが、移植してしまうとソフトトップが使用できなくなってしまいます。
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また、部品を新規で購入すると10万円以上かかってしまいます。
S660.com
カラードハードトップ ver.F
S660コム S660 カラードハードトップ Ver.F 未塗装 – 新品価格 |
標準色で約20万、重量が約11kgです。
リザルトジャパン(Result Japan)
カーボン製のハードトップなので非常に軽量になっているのが特徴です。
限定販売なので売切れてしまうかもしれません。純正パーツを組み込んだ状態で6.8kgという非常に軽いのが特徴です。ハードトップには興味はあるけれでも重くしたくないという方にお勧めします。但し、カーボーン製のため価格は約14万円と効果です。別途取り付け部品(純正部品)が必要になります。合計で約3万円必要なので、車両に取り付けれるようにするには17万円程度必要になってしまいます。
【S660 JW5 | リザルトジャパン】S660 カーボンハードトップ【ウレタンクリア済】 価格:151,632円 |
ハードトップの交換は一人で出来る?
S660はリトラクタブルハードトップではなく、手動で脱着をするデチャタブルハードトップ(正確にはリアピラー部分が脱着できない為、タルガトップ)の為、電動で開閉することが出来ず、ディーラー等で取り付けてもらうか、DIYで取り付ける必要があります。
DIYとは言っても、S660のハードトップは他のオープンカーのハードトップと比較して軽い為、一人で交換することは可能です。交換方法もソフトトップの脱着とほぼ変わらないので非常に簡単です。
特におすすめは無限と八千代工業
S660のハードトップで特におすすめなのがFRP製だと無限のハードトップです。確かに納期がかかってしまうというデメリットはありますが、無限(M-TEC)はホンダとの関係も深く、実績もあるので間違いないといえます。
カーボン製でおすすめなのが八千代工業のハードトップです。こちらの商品も納期がかかkる(抽選販売)というデメリットがあります。
しかし、八千代工業を知らない方もいらっしゃると思いますが、八千代工業はホンダ系のメーカーとして純正部品の製造をしているという実績があるので安心です。
まとめ
S660のハードトップは非常に人気の商品で、また、ハードトップしたからといってもS660の場合は脱着が非常に簡単な為、普段はハードトップで快適な通勤・ドライブをして、天候がいい日には屋根を取り外してオープンドライブを楽しんでみてはどうでしょうか。
さらにパワーを求める方に