目次
車のエアコンフィルターの交換時期はどれくらい?
車のエアコンフィルターは基本的に清掃が不可能な為、定期的な交換か必要です。
車検のたびに交換している人や、夏の暑くなる前に毎年DIYで交換している方、中古車を買っていつ交換したかわからない方など様々いるかと思いますが、どれくらいの交換時期がベストなのでしょうか。
交換時期は1年に1回がベスト
車のエアコンフィルターの交換時期は車種や走行距離によって異なりますが1年に1回若しくは1万km事に交換が推奨されています。
純正部品を製造しているデンソーやボッシュもこの周期で交換をしてくださいと公表しています。
N-BOX カスタムの交換時期
例えばホンダのN-BOX(カスタム)では1年または15,000km毎に交換して下さいとなっています。また、粉塵等が多い環境では早めの交換が推奨されています。
やはり車用のエアコンフィルターは毎年交換したほうが良さそうです。
このような状態になったら即交換をおすすめ
車のエアコンフィルターなんていつ交換したかわからないという方は以下の状態になっている方は即交換をお勧めします。
匂い
エアコンを使ったときに匂いがするということは外気を綺麗にできていないか、エアコンフィルターがカビやゴミが貯まって汚れている可能性が高いです。
風量
エアコンフィルターがほこりなどで目詰まりしてしまうと空気が流れづらくなってしまい風量が低下してしまいますので、最近エアコンの風量が低下してきたと思ったら目詰まりの可能性が高いです。
ガラスの曇り
エアコンの風量が低下するということは雨の日などにガラスの曇りが取りづらくなってしまい安全性に影響を及ぼす可能性があります。
上記の状態はあくまで目安ですので、このような状態になっていてもすでに交換時期を過ぎている可能性はあります。
また、エアコンが効かないと思い設定温度温度を上げ下げしたり、風量を上げてしまうとエンジンに負担がかかり燃費が低下する可能性があります。(エアコンのコンプレッサーはベルトを介してエンジンに繋がっている)
未交換の場合はこのようなリスクが
車を購入してから一度も交換していないけど何も不都合が発生していないという方もいるかと思いますが、汚れているエアコンフィルターを使い続けているということはアレルギー物質や花粉、ホコリを車内にまき散らしている可能性があります。
その為、フィルター未交換が原因で体調やアレルギーが悪化するということが十分考えられます。
交換工賃
ディーラーでの車用のエアコンフィルターの交換工賃は国産車で2,000円から3,000円位が一般的です。輸入車だとさらに工賃がかかるのが一般的です。
ディーラーでのエアコンフィルターの部品代はコンパクトカーで3,000円前後なので合計5,6千円くらいの費用がかかります。
因みにオートバックスでの交換工賃は税込みで1,100円です。工数は15分前後です。
作業としてはそれほど難しくないので工賃を節約したい、差額でグレードの高いエアコンフィルターにしたいという方はDIYをおすすめします。
おすすめの車用エアコンフィルター
フィルターは車種によって違うので購入時は注意しましょう。
デンソー クリーンエアフィルター
amazonでもベストセラーになっている商品です。ダントツの人気でレビューが4000件以上ついています。星の評価も高いです。
安心のデンソー製で価格が安いにも拘わらず抗菌・防カビ 抗ウイルス 脱臭機能が付いているので何を買っていいかわからない方にはこの商品をおすすめします。
デンソー(DENSO) カーエアコン用フィルター クリーンエアフィルター DCC1001 (014535-0820) 高除塵 PM2.5対策 抗菌・防カビ 抗ウイルス 脱臭 ※車種適合確認要 新品価格 |
エボパレーター洗浄も一緒におすすめ
せっかくエアコンフィルターを交換してもエボパレーターの汚れやにおいが残っていてはエアコンからの空気は綺麗になりません。
その為、エアコンフィルターを交換するついでにエボパレーターを洗浄することをおすすめします。amazonにも洗浄剤は売っているので気になる人はフィルターと同時に購入するといいでしょう。タクティーのドライブジョイ クイックエバポレータークリーナーだと2,500円位で購入できます。
オートバックスやイエローハットでもエアコンエボパレーターの消臭と除菌を行っています。オートバックスでの作業工賃は4,169円からです。
タクティー(TACTI) DRIVE JOY(ドライブジョイ) クイックエバポレータークリーナーS 60ml V9354-0006 新品価格 |
車用エアコンフィルターの交換方法
車用のエアコンフィルター交換は工具も不要で車のメンテナンスをあまりしたことが無い人でも比較的簡単に行うことが出来ます。
作業の流れとしては①グローブボックスを取り外す②エアコンフィルターを取り外す③フレームから取り外す。これだけです。作業経験があれば10分もかかりません。
①グローブボックスの取り外し
グローブボックスとは助手席の前にある小物入れのことです。グローブボックスを開きストッパーを外すと引き抜くことが出来ます。
一部の車種にではグローブボックスを外さずに作業ができる車種も有ります。
②フィルターを取り外す
カバーが付いている場合は爪を外し車体から取り外します。
③フレームから取り外す
フレームからエアコンフィルターを取り外し、新品を取り付けます。フィルターには上下の向きがあるものが多いので注意しましょう。フィルターの外に向きが書いてあるので同じように取り付けます。
値段が安いので未交換の場合は即交換をおすすめ
エアコンフィルターはタイヤやエンジンオイルと同じく定期交換が必要なパーツですが、これらと比較して交換が忘れがちになってしまうパーツといえます。
前回の交換時期がわからない方やしばらく交換していない方は、価格が安いですし衛生的なので是非交換をおすすめします。
人気記事:アジアンタイヤの事故のリスクは国産タイヤより高いのか