ユーザー車検のデメリットとメリットとは?ゆるいというのは本当なのか

車検にかかる費用を安く済ませる為、ユーザー車検を検討している方もいるのではないでしょうか。
値段が安いということは様々なリスクが考えられますが、ユーザー車検のデメリットはなにがあるのでしょうか。

また、メリットは他になにかあるのでしょうか。

ユーザー車検は基本的に自分で手続きや整備が必要

ユーザー車検 手続きや整備 デメリット
ユーザー車検を受けるとなると基本的には自分で整備や点検をする必要があります。
整備士や自動車検査員などであれば問題ないと思いますが、メンテナンスや整備をしたことが無い方にはリスクが伴います。

ユーザー車検をクリアするために意外とコストがかかる可能性があるのもデメリット

ユーザー車検 コスト

工具や設備を自分で準備する必要がある

車の整備をするためには工具や設備が必要です。
あなたが整備をするとなるとそれらを準備する必要があり、ユーザー車検を受ける費用以外にそれなりに費用がかかってしまいます。

時間も必要になる

自分で点検や整備をするとなると時間も必要となります。
毎日の仕事や学業、家事などで忙しい中で自分で時間をかけて整備をしてユーザー車検を受けるメリットがあるのでしょうか。
また、プロと比較すると工数がかかってしまうのもデメリットです。

不合格の場合さらに時間がコストが必要

ユーザー車検が不合格になってしまった場合はさらに整備や点検が必要となり、時間がかかってしまうのがデメリットです。

検査の費用は3回まで無料で受けることが可能ですが、当日4回目以降の検査は再検査手数料がかかってしまいます。

また、再検査のために整備をしなければならない場合、当日に再検査が受けられない可能性もあるというのもデメリットです。

意外と混雑しており、時間も制限される

運輸支局や軽自動車協会は平日にしか行っていないので、土日や祝日にユーザー車検を受けることが出来ないのがデメリットです。
平日にまとまった時間をとるのはなかなか大変でしょう。

整備士や自動車検査員のアドバイスを受けられないのもデメリット

民間の車検をお願いした場合は、車検に合格する整備だけではなく、長く乗るための予防整備や修理に関するアドバイスを受けることも可能でしょう。

代車が無いため余計なコストがかかる可能性がある
整備をしているあいだに車を使用する必要がある場合、車を動かせない場合は代車を用意するかタクシーや他の公共交通機関を使用しなければならないかもしれません。

そのような場合には余計なコストがかかってしまいます。

車検後にすぐ故障するリスクもある

ユーザー車検では検査に合格すれば問題ないので、整備がしっかりと行き届いていなければ車検合格後でもすぐに故障が発生してしまうリスクもあります。

これだと何のために車検を受けたのかがわからなくなってしまいます。

民間の車検を受けると整備点検箇所が保証されていることもあるので、車検後に故障したとしてもある程度の期間だと無料で修理してくれることもあります。

ユーザー車検のメリット

ユーザー車検 メリット デメリット

車検にかかる費用を節約することが可能

修理や整備にあまりお金がかからなければプロの自動車検査員や民間の整備工場にお金を支払う必要が無いので費用を節約することが可能です。

車への知識や技術の向上

ユーザー車検に合格するためには点検や整備を自分自身で行わなければならないので、車の知識や整備に関する技術が向上するというメリットがあります。

スケジュールをある程度管理出来る

業者が忙しい時期だと自分が希望する日程で車を預けて車検を受けることが出来ない場合もあります。
また、代車が空いていなかったり代車が空くまで待たなければならないかもしれません。

ユーザー車検だと予約した日時に訪問すれば良いというメリットがあります。
検査場のコースが空いていれば予約無しで検査を受けることも可能です。

一回で検査に合格することができれば数時間だけで済ませることが出来ます。

しかし、上記のように車検が不合格になってしまうと時間がかかってしまいます。

整備と一緒にカスタムやチューニングも可能

自分自身で点検整備をする際に一緒にカスタムやチューニングをすることがメリットです。
民間の車検場にチューニングをお願いする場合は車検費用以外のコストや時間がかかってしまいますし、場合によっては作業を断られてしまう可能性があります。

もちろん車検に合格する範囲内のチューニングに限ります。

ユーザー車検はゆるいとうのは本当か

ユーザー車検 ゆるい 軽自動車
ユーザー車検に合格するのはディーラーで車検を依頼する場合や、民間車検場と比較してゆるいという声が聞かれますが、これはその通りとは言えません。

確かにディーラなどの車検では車検の基準内に適合させるために余裕を持たせていることもありますが、ユーザー車検でも検査に適合する基準内(ライトの光軸調整やタイヤの残り溝の深さなど)になっていなければならないのは同じことです。

整備が好きであればユーザー車検にチャレンジするのもあり

ユーザー車検だけではなく、自分自身で整備を行うということは費用の節約になる可能性があるのがメリットです。

また、車に関する知識が増えることによってさらに愛車への愛着も高まるのではないでしょうか。

車が好きで車の知識があり、整備にかかる時間を確保できる出来る方はチャレンジしてみてもいいかもしれません。

ユーザー車検をおすすめできる方や条件

ユーザー車検 おすすめ デメリット
ユーザー車検をおすすめする方やおすすめできない方は以下の通りです。

車や整備が好きな方

整備士や自動車検査員などの資格は持っていないけれども自分自身でメンテナンスが出来る方

新車後の最初の車検

新車を購入してから3年目の車検だと比較的メンテナンスする所や故障しているという可能性は低いですので、簡単や整備やメンテナンスで済みます。

民間の格安の車検を検討することをおすすめ

ユーザー車検 おすすめ 条件
近年ではWEBなどの発達もあり、多くの車検業者を簡単に見つけることが出来るのがメリットです。

インターネットの車検比較サイトでは値段や場所など条件にあった車検業者を見つけることが可能です。

値段が安い車検業者では車検に通る最低限のメンテナンスだけではなく、予算や車の使用感用にあった整備なども相談に乗ってくれるので安心できるでしょう。

車検の費用を抑えたいけれども自分でメンテナンスをする技術や時間が無いという方は民間の格安車検を検討することをおすすめします。

おすすめの車検比較サイトは楽天Car車検です。

楽天Car車検では自宅から最寄りの車検業者を簡単に検索することが可能で、参考車検価格やユーザーのレビューや評価点が確認することが可能です。
また、楽天のポイントが貯まるのもメリットです。

ですので、ディーラー以外で車検を受けたことが無い方でも比較的安心出来るのではないでしょうか。

楽天car車検の評判は悪くないのか【デメリットは】

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