チャイルドシートを取り付けたままで車検は通る？意外な注意点とは

代車にはチャイルドシートが付いてないので注意

車検を受ける際に多くの方が車検を受ける際に代車を借りる方が多いと思いますが、代車の多くにはチャイルドシートが取り付けられていないので、代車に子供を乗せたい場合は事前に車からチャイルドシートを取り外しておきましょう。

２０００年４月からは６歳未満の子供が車に乗る際にはチャイルドシートが義務付けられました。当然守らない場合は罰則があります。

しかし、車検の項目にはチャイルドシートの取り付けの有無は関係ありませんので検査されることが有りませんので、あっても無くても車検には通すことが可能です。

万が一車検にチャイルドシートを取り付けたまま車を出してしまった場合には６歳未満の子供は車に乗れなくなってしまいます。

最近の車検は早い場合は１時間車検や１日車検とスピード車検をウリにしている業者も多くありますが、消耗品が必要だったり、調整が必要になってしまった場合には自分の車が数日間戻ってこないという事態も十分考えられます。

そのような場合、どうしても子供を車に乗せたい場合はチャイルドシートをレンタルするか、タクシーやバスなどで移動するしかなくなってしまいます。また、レンタルする場合は余計な費用が発生してしまうのがデメリットとなります。

タクシーはチャイルドシートの装着義務がないとはいえ、万が一事故のことを考えると大事になってしまう可能性があるので得策とはいえません。

取り外し取り付けが面倒くさくて、子供を代車に乗せることが無いという方はそのままで構いませんが、子供の幼稚園や学校の送り迎えに車を使う方は忘れずに代車にチャイルドシートを付け替えましょう。

間違っても数回くらいならチャイルドシート無しで子供を乗せても大丈夫などと考えてはいけません。反則金こそ発生しませんが、交通違反点数1点が加点されるだけではなく、子供が大きなケガや命の危険にさらしてしまっているということになります。

車にはシートベルトやエアバックなど様々な安全装置が取り付けられていますが、いづれの装置も大人の体型を想定して作られています。

特に６歳未満の子供に関してはチャイルドシートを取り付けないとこれらの装置が逆にケガや事故の原因となってしまう危険性があります。

また、子供に少しでも安全なチャイルドシートを使いたいという方は自動車アセスメントの評価試験が高いものかＥマークをついたものを選ぶと良いでしょう。取り付け方式はシートベルトに取り付けるものではなく、ISOFIXで取り付けられるものがより安全です。