タイヤ交換を検討する際、多くのドライバーが悩むのがタイヤ選びです。
特に日本メーカーのタイヤは海外メーカーのタイヤと比較して値段が高いので、国内ブランドと輸入ブランドの選択に迷われる方が多いのではないでしょうか。
近年、韓国や中国、台湾などのアジア諸国から輸入される「アジアンタイヤ」の人気が高まっています。
かつては「安かろう悪かろう」というイメージもありましたが、現在のアジアンタイヤは品質面でも大きく進化しています。本記事では、アジアンタイヤがおすすめできる理由を詳しく解説します。
目次
アジアンタイヤとは
アジアンタイヤとは一般的に日本以外の主に韓国・中国・台湾などのアジア諸国で製造されるタイヤのことを指します。代表的なブランドには、韓国の「NEXEN（ネクセン）」「HANKOOK（ハンコック）」、中国の「TRIANGLE（トライアングル）」、台湾の「NANKANG（ナンカン）」「MAXXIS（マキシス）」などがあります。
アジアンタイヤがおすすめできる理由
・コストパフォーマンスが高い
・品質が向上してきている
・近年コストパフォーマンスが上がってきている
・オートウェイなど信頼できる通販サイトで購入できる
これらのことによりアジアンタイヤを購入しやすくなってきています。
おすすめのアジアンタイヤブランド
韓国
HANKOOK（ハンコック） 韓国最大手のタイヤメーカーで、世界的な評価も高い。ラインナップが多く、日本でもカー用品店でも比較的購入しやすい。
NEXEN（ネクセン） 最先端のフルオートメーション工場でコストパフォーマンスに優れている。最近では低燃費タイヤも充実。
KUMHO（クムホ） 幅広いラインナップが特徴で、多くの自動車メーカーに新車装着。日本のスーパーGT(GT300クラス)で韓国メーカー初の優勝実績あり。
台湾
NANKANG（ナンカン） 台湾の老舗メーカーで、高いコストパフォーマンスが魅力。大径のタイヤも取り扱っており、特にスポーツタイヤのラインナップが充実。オートウェイで取り扱いがある。
【2025年最新】ナンカンタイヤの評判と性能を徹底解説！実際の使用レビューから分かった特徴とは
MAXXIS（マキシス） 台湾の正新ゴムのタイヤブランドのひとつ、耐久性に定評がある。同じ正新ゴムのブランドとしてCSTがある。オートバックスでの取り扱いがある。
アジアンタイヤは安くて品質も上がってきている
劣化、摩耗したタイヤを使用することは非常に危険だけどタイヤは高いので購入を躊躇している方いませんか？
車に乗ると必ず減ってしまうのが車のタイヤ。特に長距離走るドライバーさんには大きな負担になりますよね。出費を抑えるためにタイヤの購入をケチってしまうと、そのうちにスリップサインが出てしまったり、ヒビが入ってしまうと車検に通りませんし、タイヤのバーストやハイドロプレーニング現象、スリップが起こりやすい状況になり、非常に危険です。
そこでアジアンタイヤを利用することで国産タイヤに比べて、コストを比較的抑えることができます。
アジアンタイヤはネット通販累計ナンバーワンの実績があるオートウェイで
国産タイヤとアジアンタイヤの利点と欠点を比較
国産タイヤとアジアンタイヤでそれぞれメリットとデメリットがあります。
国産タイヤの利点
・日本の道路事情にあったタイヤを生産している
・タイヤショップだけでは無くカー用品店やカーディーラ等で比較的簡単に手に入る
・国産の車に多く採用されているため、多くのデータ、ノウハウがある
国産タイヤの欠点
・人件費や、原材料のコストが高いため、結果アジアンタイヤより比較的高価になってしまう。
アジアンタイヤの利点【コストパフォーマンスがメリット】
・国産タイヤと比べるとアジアンタイヤは非常に安い価格設定になっています。一般的に、日本や欧米の有名ブランドと比較して30〜50%も価格が安いケースがあります。これは、人件費や製造コストの違いによるものです。
4本セットで考えると、その差額は数万円に及ぶこともあり、特に走行距離が長い方、複数台所有のファミリーや法人にとっては大きなコスト削減になります。
・価格が安いにもかかわらず近年では国産タイヤの性能と変わらないブランドも多くなってきています。
アジアンタイヤの欠点
・国産タイヤに比べて使用している人が少ないので直接使用している人の感想を聞く機会が少ない
・販売している店舗が少ないので、欲しいと思った当日に購入して、手元に届くことが難しい
・万が一タイヤがパンクした時に手配に時間がかかるようでは不安
しかし、最近のアジアンタイヤ販売サイトを見てみると購入者(使用者)のレビュー評価を見ることが出来るので安心して購入することができます。
また、ネットで購入しても比較的在庫が潤沢なサイトでは次の日に到着するところもあります。万が一パンクしたら不安という方もいらっしゃると思いますが、そうそうタイヤがパンクすることはないです。私の運転歴は20年程度ありますが、パンクしたことは1度しかありません。
その理由もタイヤの品質が悪くてパンクしたわけではなく、釘を踏んだことによるパンクです。
いつ起こるかわからないパンクのことを考えて購入をためらうのは勿体ないと思います。
アジアンタイヤを選ぶ際の注意点
アジアンタイヤを選ぶ際には、以下の点に注意すると良いでしょう。
正規品の確認
並行輸入品ではなく、日本の正規代理店から購入することをおすすめします。これにより、製品保証やアフターサービスが確実に受けられます。
価格が安かったとしてもネットオークションやフリマアプリなどでの購入はおすすめできません。タイヤショップや信頼できるネット通販サイトで購入をおすすめします。
使用環境の確認
自分の走行環境に合ったタイヤを選ぶことが重要です。高速走行が多い方は高速安定性に優れたモデル、燃費や環境性能を気にされる方はエコタイヤを選択しましょう。
製造年の確認
タイヤは製造年から年数が経過すると硬化が進み、性能が低下します。購入時には製造年が新しいものを選ぶことをおすすめします。通販サイトによっては製造年を公開しているところもあります。
アジアンタイヤは安い（価格の比較）
プリウス(DAA-ZVW50)195/65R15サイズで国産タイヤとアジアンタイヤを比較すると以下のような価格差になります。
国産タイヤ価格
・GOODYEAR EfficientGrip Comfort 10,440円
アジアンタイヤ価格
・ZEETEX ZT1000 4,890円
・NANKANG ECO-2+(Plus) 6,630円
価格は2025年3/1現在の■株式会社オートウェイ■
での価格。他のメーカーの取り扱いも有
ZEETEX ZT1000とGOODYEAR EfficientGrip Comfortの価格差は何と約2倍以上の価格差があります。
価格差は一本当たり￥5,550です。一般的にタイヤは4本同時に交換するのが一般的ですので一台分になると価格差は22,200円になります。
これがプリウスの15インチサイズの価格差になります。
これがインチ数やタイヤ幅が大きくなるにつれてタイヤが高くなるのでこの差はさらに
増大します。インチアップされている方や、大径のホイールを装着されている方は検討する価値はあるのではないでしょうか。
アジアンタイヤの性能って悪くないの？
確かに数年前は私も、アジアンタイヤはすぐにダメになったとか雨の日は滑りやすい等と
車好きの方から聞いたことが何度かあります。
しかし、近年は技術の向上によって国産タイヤと比較して変わらない、メーカー、ブランドによっては国産タイヤ以上の性能を持ったアジアンタイヤも存在するようです。
実際に私もアジアンタイヤを購入してほぼ毎日運転していますが、不都合も不満もなく使用できています。
また、通販のタイヤサイトで評価が確認できますが、評価が高いものが多く悪い評価は意外と少ないです。
アジアンタイヤの評価
近年、アジアンタイヤを標準装着する自動車メーカーも増えてきています。まだまだ日本での
知名度は低いと言わざるを得ませんが、世界的なシェアはここ十年でみると増加傾向にあります。
2014年のタイヤメーカー別シェアランキングでは7位に韓国のハンコック、9位に台湾の正新がランクインしています。また、レース活動もしているアジアンタイヤメーカーもあり、実績は証明されています。
実際にアジアンタイヤを使用している方の評価
アジアンタイヤって安いね。評価も良いし。海外じゃ当然純正だし。
日本製の半値以下だよ— みーぼう GOMA (@meabou) 2017年10月9日
ナンカンとか最近やたら増えてるよくわからん変なメーカーのよりは確実に質はいいし値段もナンカンよりは安いしポルシェだって使ってんだから別に履いてて恥ずかしくない
— 水中ガチ勢カタシ (@m_sc_p) 2017年10月13日
ナンカンのスタッドレス安いやんサイズあるし
— ロキさん (@roki_azu) 2017年10月24日
アジアンタイヤの静粛性は低いのか
アジアンタイヤでも静粛性の高いタイヤは増えてきています。
ナンカンやネクセンの多くのタイヤでは前のモデルよりも静粛性の向上を謳っています。さらに静粛性を高めたプレミアムコンフォートタイヤも販売されてきています。
例えばナンカンのAS-2プラスは人気の高いAS-1よりグリップ性能を高めただけではなく、乗り心地や静粛性をさらに高めています。
また、プレミアムタイヤであるNS-20やNS-25の評価も高いです。
アジアンタイヤのエコタイヤ
ナンカンのECO-2+やFeatures NEXEN(ネクセン)のN blue HD Plusなど
環境や低燃費に特化したエコタイヤもありますので燃費やランニングコストが気になる方にもお勧めできます。
アジアンスタッドレスの評価
一昔前ではアジアンタイヤはコンフォートタイヤだけで、価格は安いけれども性能はそれなりのものが多かったですが、近年では様々な種類のアジアンタイヤが各メーカーから販売されています。
アジアンスタッドレスもいくつかのメーカーから販売されており、ナンカンのAW-1やESSN-1などはユーザーからも高い評価を得ています。
アジアンタイヤを勧めたいユーザー
・とにかくコストを抑えたい、安いものが欲しいというユーザー
・年間の走行距離が多くてタイヤ購入コストが負担に感じているユーザー
・サーキットでドリフト走行をするユーザー
アジアンタイヤが購入できるおすすめのサイト
アジアンタイヤは性能が高いタイヤも多く発売されていますが、中には価格が安いだけで性能が悪いタイヤも販売されています。
ですので信頼できる通販サイトで評価が高いタイヤを購入することをおすすめします。
おすすめのインターネット通販サイトはオートウェイです。オートウェイは年間販売本数1位だけではなく、ネット通販ネット通販累計ナンバーワンの実績があるので安心して購入できます。
また、オートウェイはタイヤ取り付け予約も可能ですので、ネット通販でタイヤを購入したことが無い方にも安心して購入することが可能です。
まとめ
アジアンタイヤは、かつての「安かろう悪かろう」のイメージを覆し、高いコストパフォーマンスと品質の向上により、多くのドライバーから支持を集めています。
特に複数台所有のご家庭やコスト意識の高いドライバーにとって、非常に魅力的な選択肢となっています。
ただし、全てのアジアンタイヤが同じ品質というわけではありません。正規品の確認や自分の走行環境に合ったモデル選びなど、いくつかの注意点を押さえておくことで満足のいくタイヤ選びができるでしょう。
最新のアジアンタイヤは、価格の安さだけでなく、性能面でも日本や欧米のタイヤに引けを取らない製品も増えています。次回のタイヤ交換の際には、ぜひアジアンタイヤも選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
もちろん購入の際には安心できるショップを選ぶことはいうまでもありません。
