価格が安いアジアンタイヤですが、中には国産タイヤと比較して価格が半額以下という激安と言っていいほど安価に購入できる商品もあるので性能や評価が悪いのでは無いかと思っている方も多いと思います。
しかし、ナンカンのスタッドレスタイヤであるAW−1はユーザーからの評価が高いため、その理由を解説していきます。
目次
ナンカンAW-1はESSN-1からさらに進化
ナンカンAW-1は評価が高かったESSN-1よりさらに性能を向上させています。
AW-1は発進時だけではなく圧雪路や氷盤路でも安定したブレーキング性能を発揮しています。
また、勾配が15度ある圧雪路面の登坂路を一時停止状態から問題なく登っていっています。
また、それ以外にもESSN-1より静粛性や耐久性も向上しています。
北海道でも使用されている
年の半分近くを雪道やアイスバーン路面を走行する機会がある北海道では、価格が安くても性能が悪くなければ意味がありません。
ナンカンのAW-1は北海道のテストコースでその性能が実証されています。
また、北海道のAW-1ユーザーも少なくありません。
寿命もさらに向上
ESSN-1と比較して氷上性能や静粛性だけではなく、ライフ性能(寿命)も向上しています。
価格が安いアジアンスタッドレスはグリップ性能が国産と比較すると悪く、寿命も短いのではないかと言われていますが、AW-1については問題ないと言えるでしょう。
AW-1のデメリット
ナンカンのAW-1は評価の高かったESSN-1をさらに進化させたタイヤので性能に関しては安心と言えますが、デメリットを挙げるとすると、オートウェイで取り扱っているタイヤサイズが13インチから18インチの18サイズしか無いことです。
これ以外のサイズでアジアンタイヤのタイヤを購入したいという方にはESSN-1をオススメします。
追記
2022年9月現在では80サイズ以上に増えており、その中には19インチの245/40R19もあります。
ESSN-1はAW-1より古くから販売されているスタッドレスタイヤですが、評価も高く、2020年製造のタイヤも購入できるので問題ないと言えます。
一部のタイヤサイズは2019年製造のESSN-1も販売されていますが、保管状態が悪くなければ1年でタイヤは殆ど劣化しないので、安く販売されている2019年製造の商品を購入するのもアリだと思います。
追記
ESSN-1の在庫は少なくなってきており、徐々にAW-1のラインナップや在庫が増えてきているようです。
ナンカンのスタッドレスタイヤの評価
ナンカンはこれまで約25年間スタッドレスタイヤを作ってきたという実績が有ります。
AW-1やESSN-1は日本の道路を想定して製造されているスタッドレスタイヤなので評価は高いです。
ナンカンAW-1の評価
インターネット通販サイトのオートウェイでのAW-1の総合評価は5点満点中4.43点です。
性能が向上しているので当たり前といえばそれまでですが、ESSN-1の4.29点より向上しています。
ユーザーからの口コミ
AW-1のユーザーからの口コミとしては
今年最初のオートウェイ持込み作業です。
ハスラーに、ナンカンのスタッドレスAW-1を装着してきました。
個人的な意見ですが、今のスタッドレスのラインナップからすると、性能に対してのコスパが最強な気がします。
ハイインチになればなるほど、国内メーカーとの金額差はエグいです。 pic.twitter.com/pFRRepmnhR— tire road service FREK (@FREK_tire) January 9, 2022
NANKANスタッドレス AW-1
試しに初めてはいてみましたが、今のところ、日本製と比べても走行に問題もありません。#ナンカン #スタッドレスタイヤこの動画を参考に購入しました。https://t.co/aQOPJltrrg pic.twitter.com/Ciqpy4AEqf
— コウイッチ☆ (@10161979) December 24, 2021
ナンカンのスタッドレスAW-1で雪道走ってみた。
画像のような路面やシャーベットでも普通に走れる止まれる。
過去にロードスターに履いてたブリザックのRevoGZに近い印象です。 pic.twitter.com/CEnelf95R1— 🐴まぅ🦓@CX-30 SKY-X (@maund5rc) January 30, 2021
国産スタッドレスと比較して性能の違いがわからないというユーザーもいらっしゃいました。
ラジアルタイヤの評価も高い
スタッドレスタイヤだけではなく、ナンカンはラジアルタイヤの評価も高く、特にAS-1がオートウェイの特選輸入ブランドタイヤランキングで上位に入っています。
ユーザーの総合評価は260件以上有り、5点満点中4.25という評価です。
AW-1の製造国はどこ
ナンカンのスタッドレスタイヤは台湾のタイヤメーカーで、AW-1の製造国は台湾です。ESSN-1も台湾で製造されています。
日本で販売されているラジアルタイヤの製造国も台湾です。
AW-1と他のアジアンスタッドレスタイヤとの比較
タイヤサイズ:225/60R17で比較
価格と総合評価は調査時のオートウェイでのもの
メーカー | タイヤ名 | 価格
(1本あたり 税込) |
総合評価
(5点満点中) |
NANKANG | AW-1 | 14,170円 | 4.43点 |
HIFLY | Win-turi 212 | 9,440円 | 4.27点 |
Win-turi 212と比較するとAW-1の方が価格は高いですが、総合評価は高いです。
初めてアジアンスタッドレスタイヤを購入する方は評価が高いAW-1の方がおすすめといえます。
AW−1とESSN-1の価格の比較
タイヤサイズ:225/60R17で比較 価格は調査時のオートウェイでのもの
タイヤ名 | 価格 | 備考 |
AW-1 | 9,990円 | 2020年製 |
ESSN-1 | 11,590円 | 2019年製 |
製造年度の違いは有りますが、上記のタイヤサイズで1本あたり1,600円の価格差があります。
4本の価格差は6400円です。
現在ESSN-1の在庫はありません。
国産タイヤとの価格の比較
国産タイヤとの価格の比較
タイヤサイズは上記と同じ
※当サイト調査時の複数店舗での平均価格(1円の位で四捨五入)
メーカー | タイヤ名 | 価格(1本) |
ブリヂストン | BLIZZAK DM-V3 | 23,010円 |
↑ | BLIZZAK VRX3 | 31,030円 |
ヨコハマ | iceGUARD SUV G075 | 20,000円 |
iceGUARD 7 iG70 | 30,800円 | |
iceGUARD 6 iG60 | 22,400円 | |
ダンロップ | WINTER MAXX 03 | 26,360円 |
アジアンタイヤのHIFLY Win-turi 212と比較すると価格が高いため、AW-1の価格が高いかというとそうではありません。
国産のスタッドレスタイヤと比較すると半額近い価格で購入できる場合もあります。
価格の安くて評価の高いiceGUARD SUV G075とAW-1の価格を比較すると1本約6,000円ですので4本で24,000円近い価格差です。
但し、iceGUARD SUV G075は名前の通り、SUV車用なので、iceGUARD 6 iG60と比較してしまうと4本で33,000円近い価格差になってしまいます。
ナンカンのスタッドレスタイヤが購入できるオススメ取扱店
ナンカンのスタッドレスタイヤAW−1およびESSN-1が購入できるオススメの取扱店ははオートウェイです。オートウェイは送料無料(沖縄県を除く)やタイヤ取り付け店に直接配送してもらうことも可能です。
他にもオートウェイで購入するメリットは沢山あります。
オートウェイループでのタイヤ購入は怖い?安心して購入できる理由
通販サイトだと製造年が古いのが送られてきそうで心配
価格が安いだけのインターネット通販サイトではタイヤの保管状態が悪い店や製造年度が古い製品を送ってくる店舗も中にはあります。
その為、タイヤを購入する際は慎重に取扱店を選ぶ必要があります。
オートウェイでは古いタイヤを購入させられるという心配が全く心配無いと言っていいでしょう。タイヤを選ぶ際に製造年度が記載されているので安心して購入することが出来ます。
アジアンタイヤの性能が悪い時代は終わった
ナンカンをはじめ、近年では様々なアジアンタイヤが気軽に購入できるようになりました。一昔前には価格が安いだけで性能や評価が悪いタイヤも沢山ありましたが、最近では性能が日本国産タイヤと比較しても変わらないタイヤも多くあります。
コストパフォーマンスが高いタイヤを購入するのならばインターネット通販サイトでアジアンタイヤを購入することをオススメしますが、通販サイトでは商品を確認することが出来ませんし、保管状態もよくわかりません。
その為、インターネットでタイヤを購入する際は取扱店は慎重に選ぶ必要があります。