ヨコハマから発売されているハイグリップスポーツタイヤのアドバンネオバAD09の評価は悪くないのでしょうか。
また、他のタイヤと比較すると価格と評価は悪くないのでしょうか。
AD08Rから9年経過しての発売となるため、性能は悪くないのは間違いないのはまちがいないとは思いますが。
目次
アドバンネオバAD09の評価
メディアからの評価
日刊自動車新聞用品大賞2022のタイヤ部門賞を獲得しています。
因みに日刊自動車新聞用品大賞はカー用品店などのアンケート調査も参考にされているため、ユーザーや車関係の仕事の方からも高い評価を得ていることが伺いしれます。
レースでの採用
グリップだけではなくドリフトでの評価も高く、2022年のフォーミュラードリフトジャパンでは4名のドライバーがアドバンネオバAD09を採用していることから、性能や評価が高いといえます。
ユーザーからの評価
30日ぶりにロドスタ動かしました、流すだけでたのし!汗だくでネオバを08から09に変えた!良く転がる静かで軽量!٩( ᐛ )و #プラシーボ効果
— magicape (@magicape28) July 29, 2022
シビックちゃん改造計画第7弾は
「YOKOHAMA ADVAN NEOVA AD09 245/40/R18」!
初ネオバです。まずサイドウォールがカッコいい! 文字がはっきり見えてレーシングカーっぽくて100点やお前!まだ慣らし終わってないけど、直前に履いてたZ3より静かで軽くなってました。 pic.twitter.com/vFSSa608TB
— ショウゴッテル@8/6-7 GT富士 (@Syo5_Mugen16) July 30, 2022
他のユーザーからの評価としては
・グリップ力が高いけど非対称のタイヤパターンとサイドウォールがかっこいい。
・ADVAN Sport V105と比較して溝が少ないけれども意外とウェットの性能も悪くない。
・グリップが高いのに某国産ハイグリップタイヤと比較して静粛性が向上したのは笑った
などといった評価やレビューがありました。
評判が高い理由① ウェット性能の向上
アドバンネオバAD09は非対称のタイヤパターンを採用することによって、高い接地性能からくるグリップ性能を確保しつつ、高い排水性を実現して、ウェットでのグリップも向上させています。
評判が高い理由② タイヤ寿命
溝面積をAD08Rより維持しながら面取りを実施し、溝壁の角度を外側と内側の溝で変更することによって、サーキットでの摩耗向上を実現しています。
トレッドウェア
トレッドウェアはAD08Rが180でAD09は200ですので、タイヤの摩耗指数が高くなったので、寿命が長くなったといえるでしょう。
評判が高い理由③ ラップタイムの向上
寿命の長さが期待できてもグリップ力が下がってしまっては意味がありません。
AD09はそのような心配は一切ないといってもいいでしょう。
ヨコハマのサーキットでのテストによるとドライコース最速ラップタイムはAD08Rよりも0.9%短縮されており、平均ラップタイムも1.1%短縮されています。
さらにウェット路面では最速ラップタイムが2.9%の短縮、平均ラップタイムは3.5%短縮されています。
アドバンネオバAD09と他のハイグリップスポーツタイヤとの価格の比較
タイヤサイズ:225/45R17で比較
価格と評価は調査時のタイヤフッドでのもの
アドバンネオバAD09はまだ発売されてそれほど経過していないため、総合評価はありません。
メーカー | タイヤ名 | 価格(1本あたり
税込) |
総合評価
(5点満点中) |
YOKOHAMA | ADVAN NEOVA
AD09 |
26,510円 | |
BRIDGESTONE | POTENZA
RE-71RS |
33,440円 | 4.20点 |
DUNLOP | DIREZZA ZⅢ
(DZZ3) |
27,060円 | 3.60点 |
POTENZA RE-71RSとの比較
アドバンネオバ AD09の購入を検討している方の多くはBRIDGESTONEのPOTENZA RE-71RSと比較する方が多いでしょう。
上記のタイヤサイズで1本あたり約7,000円アドバンネオバAD09の方が安いので、4本ですと約28,000円の価格差です。
また、アドバンネオバAD09の方が新しいモデルというのも魅力です。
DIREZZA ZⅢとの比較
DUNLOP DIREZZA ZⅢもネオバAD09と同等の価格ですが、総合評価の低さが気になるところです。
トレッドウェアもネオバAD09と同じ200なので寿命もさほど変わらないでしょう。
価格が安いハイグリップラジアルタイヤがほしい方はアジアンタイヤもおすすめ
アドバンネオバAD09はドライグリップだけではなく、ウェットのグリップも高く、ハイグリップタイヤとしては静粛性も高いため、評価が高いです。
しかし、アドバンネオバAD09をはじめ国産のハイグリップタイヤは海外製タイヤや国内のコンフォートタイヤと比較すると価格が高いのがデメリットです。
ですので価格の安いハイグリップタイヤを購入したいという方はアジアンタイヤもおすすめです。
例えばトレッドウェア200のタイヤだとナンカンのCR-Sが評価が高くておすすめです。
アジアンハイグリップスポーツタイヤは価格も国産ハイグリップラジアルタイヤの半額以下で購入できる商品もあるので、検討する価値はあると思います。
但し、タイヤサイズは上記の国産ハイグリップスポーツタイヤと比較すると少ないのがデメリットです。
ナンカンのCR-Sは輸入タイヤ直販店 AUTOWAYで購入することが可能です。
他にもナンカンには様々なハイグリップスポーツタイヤを販売しているのでそちらとも比較することをおすすめします。
アドバンネオバAD09とナンカンCR-Sの価格の比較
タイヤサイズ:275/35R19で比較
価格は調査時のもの
メーカー | タイヤ名 | 価格
(1本あたり 税込) |
備考 |
YOKOHAMA | ADVAN NEOVA
AD09 |
45,870円 | タイヤフッドでの価格 |
NANKANG | CR-S | 30,090円 | オートウェイでの価格 |
上記タイヤサイズで価格を比較すると1本あたり約15,000円以上CR-Sの方が安いので、4本だと60,000円以上の価格差になるので、国産タイヤにこだわらない方はCR-Sおよびアジアンハイグリップタイヤの購入を検討する価値はあると思います。