ブリヂストンから販売されているSUV向けタイヤのアレンザシリーズですが、他のメーカーのSUV向けタイヤと比較して評判は悪くないのでしょうか。
また、価格や静粛性は悪くないのでしょうか。
目次
ブリヂストン アレンザ001
アレンザ001はオンロード向けプレミアムSUV用タイヤです。
高いドライおよびウェットの性能を持っています。
ドライ性能
高い運動性能だけではなく、ナノプロ・テック採用シリカを配合することによって低燃費性能を向上させています。
低燃費タイヤとしての転がり抵抗係数はAかBを取得しており、これは従来品のDUELER H/P SPORTと比較すると19%低減しています。
また、3D-M字サイプを採用することによって高い摩耗寿命を実現しています。
ウェット性能
マルチラウンド・ブロックというタイヤの接地圧を高めることによって低燃費タイヤとしてのウェットグリップ性能はaかbを取得しています。
アレンザ001の評判・評価
今日は1号機のタイヤ交換、スタッドレスも3シーズンを走りきってくれてお役御免、お疲れ様でした。夏タイヤはBSアレンザ001、適度に運動性能があってお気に入りです。待合室ブースでドクターペッパー発見❗好きなんだよなぁ❤️ pic.twitter.com/uFIxwU3MIO
— snufkin15 (@Snufkin1115) May 21, 2021
新しいタイヤ、ALENZA001の走り心地が良い pic.twitter.com/KwII8QzEsV
— 圧倒的成長 (@Tadashi_I) July 28, 2018
アレンザ001は高い運動性能を持ったタイヤなのに静粛性も高いといった評判が多くありました。
ユーザーからの評判・評価
インターネット通販サイトのタイヤフッドの総合評価で5点満点中4.25を獲得しています。
特に、ハンドルを切ったり高速で車線変更した際に違いがあります。前は国産の某タイヤメーカーでしたが、明らかに違います。
ブリジストンは高いですが、高いだけのことはあるので、今後もブリジストンを採用したいと思います。
静粛性も高いです。満足しています。
自動車メーカーからの評価
トヨタRAV4の新車装着タイヤに選ばれていることから分かる通り、メーカーの評価や評判の高さが伺いしれます。
ブリヂストンアレンザ001と他のタイヤとの評価と価格の比較
タイヤサイズ:225/65R17で比較
価格と評価は調査時のタイヤフッドでのもの
メーカー | タイヤ名 | 価格
(1本あたり税込) |
総合評価
(5点満点中) |
タイヤのタイプ |
BRIDGESTONE | ALENZA001 | 24,354円 | 4.25点 | プレミアムSUV用(低燃費) |
TOYOTIRE | PROXES
CL1SUV |
11,660円 | 4.24点 | SUV用低燃費A
/b |
YOKOHAMA | BLUEARTH
-XT AE61 |
20,900円 | SUV用低燃費A/a | |
MICHELIN | LATITUDE
SPORT 3 |
20,570円 | 4.92点 | SUV用 |
PIRELLI | SCORPION
VERDE |
18,370円 | 4.72点 | ↑ |
DUNLOP | VEURO
VE304 |
21,758円 | 4.51点 | プレミアム低燃費タイヤAA/aかb |
PROXES CL1SUVとの比較
PROXES CL1SUVはALENZA001の価格すると半額近くで購入することが可能ですが、評価もさほど変わりません。
SUV向けの低燃費タイヤで価格や安いものを探している方には非常におすすめです。
BLUEARTH-XT AE61との比較
BLUEARTH-XT AE61はSUV用の低燃費タイヤで全てのタイヤサイズでウェットグリップ性能がaを獲得しています。
ALENZA001はタイヤサイズによってはウェットグリップ性能がbのものもあるので、雨の日でも性能が高いタイヤを購入したい方にはおすすめです。
価格も1本あたり3,000円以上安いです。
LATITUDE SPORT 3との比較
評価件数の少なさはあれどLATITUDE SPORT 3の評価点数の高さは注目すべきです。価格も約4千円安いです。
名前の通り、走りの性能が高いSUV用のタイヤなので、楽しく運転したいという方には非常におすすめのタイヤです。
SCORPION VERDEとの比較
ピレリSCORPION VERDEも評価件数は少ないですが、ALENZA001と比較すると価格が安く評価が高いです。
アウディQ5などに新車で採用されているという実績から分かる通り、評価が高いです。
国産タイヤにこだわらない方は検討することをオススメします。
VEURO VE304との比較
DUNLOP VEURO VE304はSUV専用タイヤではありませんが、SUV・セダン・ミニバン・コンパクトカーと幅広いラインナップを展開しています。
サイレントコアという吸音スポンジを採用しており、静粛性の評価が高いタイヤなので、静かなタイヤを購入したい方にはVEURO VE304はおすすめです。
アレンザLX100
アレンザLX100は静粛性の高いSUV向けプレミアムタイヤです。001は運動性能を重視しているのに対して、LX100はコンフォート性能を重視しています。
高い静粛性
進化したサイレントテクノロジーを採用することによって、同社従来品であるDUELER H/L850と比較して騒音エネルギーは22%低減しています。
また、摩耗したときの静粛性も向上しており、60%摩耗時の騒音エネルギーはDUELER H/L850より9%低減しています。
寿命の向上
耐摩耗寿命はH/L850と比較して5%向上しています。
低燃費性能
全てのタイヤサイズで転がり抵抗係数:A、ウェットグリップ性能:cを取得しています。
アレンザLX100の評判
ALENZA LX100装着
乗り心地はかなり良くなった
ロードノイズも少しは軽減された
耐久性は純正より劣るかな#知らんけど pic.twitter.com/ZnKUf0X9qv
— ホンキチ@FD2⇒80HARRIER (@honkichi_93) May 13, 2021
静粛性が高いという評判が多かったです。耐摩耗性能に関しては発売されてからそれほど経過していないのでわからないという声が多いです。
アレンザ001とLX100の価格の比較
メーカー小売価格で比較すると、例えば215/65R16 98Hサイズで2つとも¥25,740と価格はまったく同じ金額です。
DUELERシリーズもオススメ
ブリヂストンではアレンザシリーズ以外にもDUELERというオフロード性能の高いSUVタイヤも販売しています。
オフロード性能が高いといっても、DUELER A/T001のようにオンロードでも高い性能を持ったタイヤも販売しています。
また、本格的なオフロード走行向けのDUELER M/T674というタイヤも販売されているので、価格や目的にあったタイヤを購入することをオススメします。