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NEXENではコストパフォーマンスが高いスタッドレスタイヤを販売している
近年アジアンタイヤが日本でも売れ始めている中でNEXENタイヤにも徐々に注目が集まっています。そのNEXENから販売されているスタッドレスタイヤがWINGUARD ICE2です。
NEXENはどこの国のメーカー?
NEXEN TIRE(ネクセンタイヤ)は韓国のタイヤメーカーです。日本ではまだまだ知名度は低いですが、韓国国内では3位のメーカーであり、韓国以外にもヨーロッパを中心に150か国以上に輸出しています。ヨーロッパではROADSTONEブランドとして知られています。
自動車メーカーからの評価は高く、フォルクスワーゲンやアウディの純正装着タイヤとして採用されており、日本でもスズキやミツビシの車にも採用されていますので評価は悪くないのではないでしょうか。
WINGUARD ICE2の性能や特徴
WINGUARD ICE2は3つの新技術でスタッドレスタイヤの性能を高めています。
ブレーキング性能
1つめはアドバンスド・ソフトコンパウンドを採用することによって、気温が低くてもタイヤのしなやかさを保ち、高温域ではタイヤゴムの剛性を適切に保つことによって圧雪・アイスバーン路面でのブレーキング性能を高めています。
グリップ力と安定性
2つめは3Dサイプの採用です。スタッドレスタイヤは特性上ラジアルタイヤよりゴムが柔らかい為、接地面が安定しないというデメリットがあります。しかし、3Dサイプを採用することによって、荷重がかかってもサイプ同士がかみ合うことによって接地面が安定することによって、圧雪とアイスバーン路面でのグリップ力と安定性を確保しています。
トラクション性能とコーナーリング性能
3つめは非対称トレッドパターンの採用です。タイヤの内側には雪道でのトラクション性能を発揮する横溝を採用し、タイヤの外側は大きなブロックにすることによって、剛性を高めてコーナリング性能やグリップ力を高めています。
サイズラインナップ
13インチ145/80R13 75Tから18インチ225/40R18 88Tまで計34サイズを取り揃えています。
NEXEN TIREのスタッドレスはタイヤサイズが少ないのが弱点でしたが、昨年からタイヤサイズが増えてきており、デメリットが解消されつつあります。
WINGUARD ICE2の性能は悪くない?
WINGUARD ICE2をはじめ、NEXENのスタッドレスタイヤは北欧フィンランドのテストコースで様々なテストをされています。
NEXENのスタッドレスタイヤの評価
せっかくスタッドレスに変えたと言うことでさっそく峠行ってきた(笑)
あちら製スタッドレスのウィンガードアイスの性能をためしにあうんの上の峠のお化けトンネルまでいった!FRのシルビアであそこまで上がれればコスパは最高!途中で止まって坂道発進してみたけどホイルスピンしながら発進できた— シンタロス S15 ゆずビア! (@yuzutaro_s15) January 20, 2016
従来モデルであるWINGUARD ICEの評価ですが、比較的滑りやすい峠の登り道でFR車でも問題なく走破できたという評価がありました。
SUV専用スタッドレスタイヤも有る
NEXENではSUV用のスタッドレスタイヤである、WINGUARD ICE SUVや高速安定性の高いWINGUARD sport2というスタッドレスタイヤも販売しています。
オールシーズンタイヤも販売している
NEXENではスタッドレスタイヤ以外にもN’Blue 4SeasonというM+SやASTMを取得しているオールシーズンタイヤを販売していています。雪が殆ど積もらない地域でタイヤ交換が面倒くさい方やコストを抑えたいという方におすすめです。
タイヤ交換の面倒が少ないなどメリットが沢山!オールシーズンタイヤの勧め
WINGUARD ICE2と国産スタッドレスタイヤおよび他アジアンタイヤとの価格の比較
プリウス(DAA-ZVW55)195/65R15サイズで比較
価格は当サイト調査時の価格
メーカー | 商品名 | 価格(1本) |
NEXEN | WINGUARD ICE2 | ¥8,700 |
BRIDGESTONE | BLIZZAK VRX3 | \20,650 |
↑ | BLIZZAK VRX2 | ¥17,300 |
YOKOHAMA | iceGUARD 6 iG60 | ¥13,300 |
TOYO TIRE | OBSERVE GARIT GIZ | ¥10,900 |
NANKANG | AW-1 | ¥7,990 |
YOKOHAMA iceGUARD 6 iG60との比較
NEXEN WINGUARD ICE2と国内メーカーのiceGUARD 6 iG60の価格差は一本当たり¥4,600くらいあるので一台分(4本)購入すると\18,000程度の価格差となります。
TOYO TIRE OBSERVE GARIT GIZとの比較
海外メーカーのタイヤではなく、価格が安いスタッドレスタイヤが欲しいという方はTOYO TIRE OBSERVE GARIT GIZもおすすめです。
価格はNEXEN WINGUARD ICE2と比較すると高いですが、他の国内メーカーのスタッドレスと比較すると安いです。
トーヨーのスタッドレスオブザーブガリットGIZは滑るとのいうのは本当?【評判】
また、OBSERVE GARIT GIZの後継モデルとしてOBSERVE GIZ2もあるので、そちらも検討することをおすすめします。
NANKANG AW-1との比較
価格が安いアジアンスタッドレスタイヤを購入したいという方はNANKANGのAW-1もおすすめです。
ナンカンのスタッドレスAW-1の評判はESSN-1や国産タイヤと比較して高い?【口コミ】
価格もWINGUARD ICE2と比較しても安いのがメリットで、オートウェイで購入できるのがメリットです。
オートウェイで購入できる評判の高いスタッドレスタイヤ4選【おすすめ】
NEXEN WINGUARD ICE2を検討している方は他のスタッドレスタイヤも検討して
NEXEN WINGUARD ICE2以外にも他にも価格が安く評価が高いアジアンスタッドレスタイヤがあるので、ユーザーの評価などを確認して検討することをおすすめします。