グッドイヤーの評判は?国産タイヤより性能は悪いのか?

グッドイヤーのタイヤの性能は悪くない?

カー用品店やインターネット通販サイトなどでグッドイヤーのタイヤをしばしば見かけますが、果たしてどこの国のメーカーで性能はどうなのでしょうか。

また、ブリヂストンやダンロップなどの国産タイヤと比較して価格は安いけれども性能は悪いのではないかと思っている人も多いと思います。

性能がよくコストパフォーマンスが高ければ購入を検討したいところです。

グッドイヤーはどこの国のタイヤ?

グッドイヤーはアメリカ合衆国のタイヤメーカーです。アメリカでは最大のタイヤメーカーです。

日本ではまだ知名度や装着している人は少ないですが、ブリヂストンとミシュランに次いで世界第三位の売り上げを誇るタイヤメーカーです。

世界には多くのタイヤメーカーが存在しますが、ブリヂストン、ミシュラン、グッドイヤーの3社でタイヤシェアの40%を占めるほど評価が高いメーカーです。

日本との関係も深い

現在では提携は解消されていますが、1999年から2015年まで住友ゴムと資本提携を結んでいました。現在では解消されていますが、現在でもアジア圏のグッドイヤーブランド使用権は住友ゴム(ダンロップ)が保有している為、アジアでのグッドイヤーのタイヤの企画・製造・販売はダンロップが行っています。

新車純正タイヤとして採用されている

グッドイヤーは海外だけではなく、日本車にも新車純正タイヤとして採用されています。有名なところではトヨタ カローラ アクシオやホンダ ステップワゴンなどに装着されています。

このことから日本でも高い評価を得ていることがわかります。

因みに海外でもポルシェ911やフォルクスワーゲンのゴルフ、メルセデスベンツのCクラス(W205)などここでは書ききれないほど幅広い車種にに採用されています。

モータースポーツでは高い実績と評価

F1に1964年から1998年までタイヤを供給しており通算で368勝という記録を持っています。この記録は2位のピレリと比較して2倍以上の勝利数となっており、いかに高い記録かわかるかと思います。

現在ではF1は2011年よりピレリタイヤの独占供給となっています。因みに2023迄ピレリのタイヤが独占契約を勝ち取っています。

日本では2019年もTEAM GOODYEAR RacingがTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceに参戦しています。ドライバーは平中克幸選手です。

因みに使用しているタイヤはEAGLE RS Sport V3です。

Netz Cup Vitz Raceでは日本グッドイヤーがワンメイクでタイヤの供給を行っています。使用しているタイヤはEAGLE RS Sport S-SPECです。

ドリフト競技でも高い評価

D1やフォーミュラードリフトジャパンでも高い評価を得ており、2019年には唄 和也選手がB-WEST 180SXで、時田雅義選手がGOODYEAR Racing AST 86(D1のみ)、北芝倫之選手がZN6(トヨタ86)(フォーミュラードリフトジャパンのみ)、伊藤満紀選手がIto Auto ChaserJZX90で参戦しています。

いずれの選手もグッドイヤーのEAGLE RS Sport S-SPECを装着しています。

グッドイヤーの評判

グッドイヤーのタイヤはスポーツタイヤ、オールシーズンタイヤ、スタッドレスタイヤ共にコストパフォーマンスが高いと評判が高いようです。

F1で高い評価を得たグッドイヤーのタイヤが比較的安く購入できるというのは非常に嬉しいところです。

グッドイヤーお勧めのタイヤ

EfficientGrip ECO EG02

低燃費性能と快適性能を両立させたスタンダードエコタイヤです。

細分化されたシリカが低燃費性能と優れた耐摩耗性能を実現しています。また、パターン横剛性を確保し、コントロール性能を向上しています。

グッドイヤーEfficientGrip ECO EG02の評価は?【EG01との違い】

EAGLE  REVSPEC RS-02

スポーツカー街乗りでの快適性能も高いスポーツタイヤです。

グリップ性能はEAGLE RS SPORT S-SPECに比較すると劣りますが、静粛性やウェット性能も高いタイヤです。

EAGLEと名前がついていることから分かる通り、スポーツ方向に振ったタイヤですが価格が比較的安いのも嬉しいポイントです。

EAGLE  REVSPEC RS-02のタイヤサイズは165/55R14 72Vから255/35R18 90Wまでの21サイズがあります。

お勧めのユーザーとしてはサーキット走行をしないがスポーツカーに乗っている方やコンパクトカーのスポーツモデルに乗っている方にお勧めのタイヤです。

タイヤフッドではグッドイヤーのタイヤの中で一番売れている商品です。

デメリット

タイヤの特性上コンパクトカーのスポーツモデルにお勧めしたいタイヤですが、スイフトスポーツ(ZC32S)の純正サイズ:195/45R17やフィットRS(GE8 GK5)の純正サイズ:
185/55R16等のタイヤサイズラインナップが無い事です。今後のラインナップの拡充に期待します。

因みにトヨタ ヴィッツRS(NCP91)の純正サイズ:195/50R16はラインナップにあります。

GOODYEAR EAGLE REVSPEC RS-02の評価は悪くない?

EAGLE RS Sport S-SPEC

サーキット走行をする方にお勧めのハイグリップスポーツタイヤです。

高いグリップ性能とコントロール性能が非常に高いタイヤで、サーキット走行では高い性能を発揮します。

グリップ性能が高いだけではなく、操縦安定性が高いのでサーキットなどの高速域の走行も安心で楽しいと評判が高いです。

サーキットのグリップ走行だけではなく、ドリフト走行をする方にも評価が高く、実際にD1でもAGLE RS Sport S-SPECを装着して活躍されている選手がいます。

デメリットとしてはEAGLE  REVSPEC RS-02と比較すると価格が高く静粛性などの快適性能が若干劣ってしまう点です。

EAGLE LS EXE(イーグル エルエス エグゼ)

低燃費タイヤにも拘わらず、ハンドリング性能が高く、走行して楽しいタイヤとして評判高いタイヤです。

スポーツ性能を追求したハイグリップタイヤと言うのは静粛性や耐久性が犠牲になってしまうのがデメリットですが、EAGLE LS EXEは特殊なゴムを使用することによって静粛性や耐久性を高めています。

タイヤサイズラインナップとしては14インチの185/60R14 82Hから20インチの225/35R20 90W XLまで幅広いラインナップを取り揃えているので、軽自動車から高級大型セダンまで幅広くお勧めできるタイヤです。

低燃費タイヤとしての性能は転がり抵抗性能は:A、ウェットグリップ性能は:bです。

グッドイヤー EAGLE LS EXEの評判は?製造国はどこ?

EAGLE LS2000 Hybridとの比較

EAGLE LS EXEとEAGLE LS2000 Hybridと比較すると転がり抵抗性能が17%低減されており、ライフが18%長持ちとなっており、高い低燃費性能と耐久性を実現していると言えます。

2020年4月現在で発売されいるEAGLE LS2000 Hybrid2のタイヤサイズは235/50R17 96V、195/40R17 81Wと255/35R20 93Wの3サイズのみとなります。

VECTOR 4SEASONS GEN-3

評価の良かったオールシーズンタイヤであるVector 4Seasons Hybridと比較して、スノーブレーキ性能/ウェットブレーキ性能/ライフ性能/静粛性が向上しています。

また、SUV用のVECTOR 4SEASONS GEN-3 SUVも販売されています。

ICE NAVI8

グッドイヤーでもスタッドレスタイヤを販売しており、現在販売されているフラッグシップモデルがICE NAVI8です。

シリーズで初めての非対称パターンを採用し氷上性能などが向上しています。

柔軟性を高めるシリカの採用やプロファイルの最適化などによって、ICE NAVI7と比較すると氷上ブレーキ性能が8%向上、氷上コーナーリング性能が5%向上しています。

パターンノイズは31%低減しており、ロードノイズは16%低減しています。

また、転がり抵抗性能も2%向上しているので燃費にも期待できそうです。

因みに2023年現在でもICE NAVI7も併売されています。

グッドイヤーのスタッドレスアイスナビ8の評判は?【評価】

他にも幅広い種類のタイヤを販売

グッドイヤーのタイヤは上記で紹介したタイヤ以外にもスポーツ用タイヤとしてはEAGLE F1 ASYMMETRIC 5、ポルシェパナメーラ(970)等に純正採用されているEAGLE F1 ASYMMETRIC 3があります。

コンフォートタイヤでは低燃費タイヤであるEfficientGrip ECO EG02、EAGLE LS Premium、EfficientGrip Performanceがあります。

SUVやランクル等のオフロード車用のタイヤとしてEAGLE F1 ASYMMETRIC 3 SUV、EfficientGrip Performance SUV、EfficientGrip SUV HP01を販売しています。

それ以外にも、SUV用のオフロードタイヤや商用VAN用のタイヤ等、ここでは書ききれない程幅広いタイヤを販売しています。

他のタイヤとの比較

グッドイヤーのタイヤと他のメーカーのタイヤではどれくらいの価格差や評価の差があるのでしょうか

トヨタ86(ZN6)、スバルBRZ(ZC6)の純正サイズ215/45R17で比較(1部グレードはサイズが異なります。)

価格はタイヤフッドで比較

ブランド タイヤ名 価格(1本) 評価
グッドイヤー EAGLE  REVSPEC RS-02 12,691円 4.15
ダンロップ DIREZZA DZ102 16,962円 4.34
ピレリ DRAGON SPORTS  7,370円 4.04

ピレリのDRAGON SPORTSはTIREHOODのユーザーレビューで評価点数が一番低いですが、TIREHOODのTIREHOOD AWARD 2019 セダン・ワゴン部門賞 でSILVERを受賞しているので性能や評価は高いと言えます。

EAGLE  REVSPEC RS-02とDRAGON SPORTSの価格差は4本で約2万円です。

グッドイヤーのタイヤを購入できるお勧めインターネット通販サイト

グッドイヤーのタイヤを購入できるお勧めのインターネット通販サイトは【TIREHOOD】
です。タイヤフッドでは人気のEAGLE REVSPEC RS-02やEAGLE LS EXEも購入することが出来ます。

タイヤフッドはユーザーの総合評価が確認できたり、全国一律の費用でタイヤ交換も同時に予約が出来なる等、メリットが沢山あります。

因みにピレリの評価が高いピレリのDRAGON SPORTSやCINTURATO P1もタイヤフッドで購入できます。



まとめ

グッドイヤーはF1などのモータースポーツに長期にわたって参戦しており、非常に高い実績を残しています。

日本でもD1やTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race、Netz Cup Vitz Raceに参戦およびタイヤの供給を行っており、モータースポーツ活動を支えています。

その為、スポーツカーに乗っている方やサーキットやドリフト走行をする方には高い評価を得ています。

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