2024年に発売されたトーヨーのスタッドレスタイヤであるOBSERVE GIZ3ですが、大手日本メーカーと比較すると価格が安い為、滑りやすいのではないかと心配な方も多いでしょう。
果たして性能は悪くないのでしょうか。
OBSERVE GIZ3を購入するならパンク保証が付く【TIREHOOD】 で
目次
トーヨーOBSERVE GIZ3は滑るのか
トーヨーOBSERVE GIZ3はOBSERVE GIZ2と比較してアッセンブルブロックやヘリンボーンサイプといったパターンデザインを採用することによって路面との密着性をアップしています。
また、持続性高密着ゲルやサステナグリップポリマーといった新コンパウンドを採用することによってもアイス路面での密着性がアップしています。
これらのパターンデザインや新コンパウンドの採用によって氷上路面の制動性能はトーヨーの試験によるとOBSERVE GIZ2と比較して22%短縮しており、氷上のコーナーリング性能は4%短縮しています。
ですので、よりアイス路面で滑りにくくなったと言えるでしょう。
経年劣化を抑制
OBSERVE GIZ3は密着長持ちゴムを採用することによって、経年劣化によるアイス路面でのブレーキ性能の低下をOBSERVE GIZ2と比較してさらに抑制しています。
OBSERVE GIZ3の評価
トーヨーOBSERVE GIZ3のインターネット通販サイトであるTIREHOODでの総合評価は調査時で5点満点中4.14点でした。他の日本メーカーのスタッドレスタイヤと比較して点数が低いという印象ですが、まだ評価件数が少ないですし、OBSERVE GIZ2の総合評価が調査時で4.36点ということを考えるとあまり気にする必要は無いと思います。
OBSERVE GIZ3と他のスタッドレスタイヤとの価格と評価の比較
タイヤサイズ:205/60R16で比較
価格と総合評価は調査時のTIREHOODでのもの
メーカー | タイヤ名 | 価格
(1本あたり 税込) |
総合評価
(5点満点中) |
備考 |
TOYOTIRE | OBSERVE GIZ3 | 21,010円 | 4.14点 | |
TOYOTIRE | OBSERVE GIZ2 | 15,400円 | 4.36点 | |
TOYOTIRE | WINTER TRANPATH TX | 15,950円 | 4.20点 | ミニバン・SUV用 |
BRIDGESTONE | BLIZZAK VRX3 | 27,720円 | 4.35点 | |
BRIDGESTONE | BLIZZAK VRX2 | 22,770円 | 4.43点 | |
YOKOHAMA | iceGUARD IG70 | 28,710円 | 4.23点 | |
YOKOHAMA | iceGUARD IG60 | 18,920円 | 4.35点 | |
DUNLOP | WINTER MAXX WM03 | 26,400円 | 4.35点 | |
GOODYEAR | ICE NAVI 8 | 23,430円 | 4.16点 | |
MICHELIN | X-ICE SNOW | 24,200円 | 4.54点 | |
PIRELLI | ICE ZERO ASIMMETRICO | 13,640円 | 4.22点 | |
KUMHO | WINTERCRAFT WI61 | 9,790円 | 4.05点 |
OBSERVE GIZ3を検討している方はOBSERVE GIZ2やBLIZZAK VRX3やiceGUARD IG70を比較検討している方が多いのではないでしょうか。
OBSERVE GIZ2との比較
TOYO OBSERVE GIZ2はOBSERVE GIZ3と比較すると上記タイヤサイズで1本あたり5,610円安いので、4本だと22,440円安いのがメリットです。
但し、上記で解説した通り、OBSERVE GIZ3の方が氷上路面の制動性能やコーナリング性能などが向上しているのでより滑りにくくなっているのがメリットです。
WINTER TRANPATH TXとの比較
ミニバンやSUVに乗っている方で価格が安い日本メーカーのスタッドレスタイヤを検討している方はWINTER TRANPATH TXもおすすめです。
価格はOBSERVE GIZ3と比較すると上記タイヤサイズで1本あたり5,060円安いので、4本で約20,000円の価格差です。
対してOBSERVE GIZ3はミニバン/SUV専用タイヤではありませんが、多くのタイヤサイズを展開しているので、価格が高くなってもいいから新しいモデルのスタッドレスタイヤが欲しいという方はOBSERVE GIZ3がおすすめです。
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BRIDGESTONE BLIZZAK VRX3との比較
BLIZZAK VRX3はOBSERVE GIZ3と比較すると上記のタイヤサイズで1本あたり6,710円高価ですので、4本で26,840円高いです。
しかし、総合評価が高くBLIZZAKシリーズは北海道・北東北主要5都市での装着率ナンバーワンでVRX3はその最高峰モデル(2024年現在)ということもあり、安心感があります。
どのスタッドレスタイヤを購入すればいいのか迷っている方で予算に余裕がある方はBLIZZAK VRX3を選択しておけば間違いないでしょう。
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BLIZZAK VRX2との比較
BRIDGESTONEのスタッドレスタイヤを検討しているけれども価格が高いのでOBSERVE GIZ3にしようと考えている方はBLIZZAK VRX2も比較検討することをおすすめします。
BLIZZAK VRX2はBLIZZAK VRX3と比較すると氷上性能などは劣ってしまいますが、評価の高いタイヤですので比較的安心です。
ブリザックVRX2とVRXどっちを購入すべき?評価や価格の違いで検証
MICHELIN X-ICE SNOWとの比較
評価の高いスタッドレスタイヤが欲しいという方はMICHELIN X-ICE SNOWがおすすめです。
価格は上記タイヤサイズでOBSERVE GIZ3と比較すると1本あたり3,190円高いですが、BRIDGESTONE BLIZZAK VRX3やYOKOHAMA iceGUARD IG70といったプレミアムスタッドレスと比較すると価格が安いのがメリットです。
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PIRELLI ICE ZERO ASIMMETRICOとの比較
国産メーカーのスタッドレスタイヤにこだわらないのであればPIRELLI ICE ZERO ASIMMETRICOもおすすめです。ICE ZERO ASIMMETRICOは中国などのアジアで製造されていますが、大手タイヤメーカーであるPIRELLIの製品ですし、日本の路面環境に合わせて特別に開発されたタイヤなので安心感があります。
価格もBSERVE GIZ3と比較すると上記タイヤサイズで1本あたり7,370円安いので、4本で約30,000円の価格差です。
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TOYO OBSERVE GIZ3が購入できるおすすめのサイト
OBSERVE GIZ3が購入できるおすすめのインターネット通販サイトはタイヤフッドです。
タイヤフッドでは国産メーカーのスタッドレスタイヤ以外にも海外メーカーのスタッドレスタイヤも販売しています。
ユーザーの評価も掲載されており、無料のパンク保証や取付店への直送も可能なので安心感があります。