目次
タイヤ交換の際にお勧めされるエアバルブの交換
ディーラーやカー用品店でタイヤを交換した際に一緒に交換をお勧めされたエアバルブの交換ですが、本当にエアバルブの交換というのは必要なのでしょうか?実際エアバルブなんて一度も交換したことなんてないという方も多くいるかと思います。
また、交換が必要だとするとどれくらいの頻度で実施すればいいのでしょうか。
そもそも自動車のエアバルブって何?
自動車についているエアバルブというのはタイヤの空気を入れる為の弁です。そこから空気を入れたり、外に空気が漏れないような役割をしています。
タイヤ4本で車の重さを支えるわけですから、そのタイヤの空気圧というのは想像以上に高いものとなります。
その出入り口であるエアバルブはとても重要な部品であることがこのことからわかるかと思います。
自動車エアバルブの種類
自動車用のエアバルブは多く分けると2つの種類のものがあります。
ゴムバルブ
多くの自動車用タイヤについているのがこのゴムバルブです。別名スナップインバルブと呼ばれます。
名前の通りゴム製であるのが特徴です。
新車を買った場合に付いてくる純正ホイールに付いてくるバルブも殆どがゴムバルブです。
ゴムバルブのメリットとしては外からの衝撃に強い事と商品の値段が安い事です。デメリットとしてはゴム製の為、金属と比較すると劣化が早い事です。安いものだと1個100円前後で購入することが出来ます。
金属バルブ
スチールバルブやクランプインバルブと呼ばれるもので金属で出来ているバルブです。金属製なのでパッキン部分を交換すれば長期にわたって使用することが可能です。
ゴムバルブと比較すると価格が高いですが、金属製の為、見た目が格好良く着色されたものもあるのも特徴です。価格は安いものは1個500円くらいから購入できますが、高いものは1000円を超えるものも有ります。
デメリットとしては価格の他に耐衝撃性がゴムバルブより低いということが挙げれれます。
エアバルブの耐久性
当然ゴム製品なので劣化します。一般的なゴムバルブの耐久性は2~3年です。タイヤについても2~3年以上同じタイヤを使用する人が殆どだと思いますのでタイヤ交換の際にエアバルブも同時に交換することをお勧めします。
自動車用タイヤエアバルブ交換の費用
自動車用のタイヤエアバルブというのは上記で説明した通りタイヤの脱着が必要になります。タイヤの脱着費用はタイヤサイズによって異なり 一般的です。
車のタイヤエアバルブの交換にはタイヤ脱着する必要があります。その為、タイヤ脱着費用とバルブ交換の両方の費用が必要となります。
交換費用の目安としてはタイヤサイズによって異なりますが、脱着費用が一本500円から1000円、バルブ交換が1本数百円です。
タイヤ交換の際に行えば工賃が節約できる
また、タイヤ交換の際に一緒にバルブを交換した場合はバルブ交換費用の費用を無料にしてくれるタイヤショップも多いのでお得です。
ゴムキャップをなくしてしまった場合
ゴムキャプをなくしてしまった場合にも空気が漏れることはありませんが、バルブコアの部分が汚れてしまったり、破損した場合は空気が漏れる危険性があるので新しいものを購入するのがお勧めです。
ゴムキャップは安いものだとamazonで100円程度で購入できます。
バルブはDIYで交換可能?
エアバルブの交換には一般的には専用工具を使って交換します。ペンチやプライヤーでできないこともありますが、手間や安全性を考えるとDIYで交換しないほうがいいでしょう。
また、エアバルブ交換はアルミホイールの内側から取り付ける必要があるので手順としては、車からタイヤ取り外し→アルミホイールからタイヤの取り外し→エアバルブの取り外しが必要となります。取り付けはその逆手順。
タイヤの交換はできる人は多くいますが、タイヤの組み換えに関しては専用の工具が必要の為、DIYでは不可能と言えます。
空気圧の確認も
タイヤやエアバルブをいくら新しいものに交換したとしても空気圧が最適でなければタイヤの性能を十分に発揮できないばかりか燃費の悪化などのデメリットがありますので空気圧はこまめにチェックしましょう。
タイヤの空気はタイヤのパンクやバルブの劣化が無くても自然に抜けていくので定期的な空気圧チェックがベストです。
MONSTER SPORT エアゲージ 白 汎用 993120-0000MW 新品価格 |
オートバックス等のカー用品店でも交換してくれる
タイヤのエアバルブはカーディーラーやタイヤショップだけではなく、オートバックスやイエローハット等のカー用品店でも交換することが可能です。
交換時期や交換したほうが良いかどうかは店員さんが教えてくれるので気軽に相談してみてはどうでしょうか。
エアバルブはタイヤと同じく安全に関わる重要な部品
いくらタイヤを新品に交換したとしても劣化したエアバルブを使用し続けることはタイヤの空気漏れから始まり、パンクやバーストする危険性が高まります。
エアバルブはタイヤ本体と比較するとそこまで高いものではないので、いつから使っているものかわからない場合には思い切って交換してしまうのも有りだと思います。