イエローハットから専売のスタッドレスタイヤであるプラクティバアイスBP02が発売されました。
価格が国産のタイヤと比較すると安いですが、専売タイヤというのは性能は悪くないのでしょうか。また、評判は悪くないのでしょうか。
目次
プラクティバアイスBP02の特徴
トレッドパターン
サイプやブロックの形状や配置によってグリップ力だけではなく、操縦安定性も高めています。
コンパウンド
給水バルーンを配合することによって摩擦力の向上、ブラックポリマーⅡを採用することによって、低温時でもゴムが固くなりにくいため、グリップ低下の防止、新低発熱ベースゴムを採用することによって転がり抵抗性能が高く、低燃費性能にも寄与します。
プラクティバアイスBP02のデメリット
プラクティバアイスBP02のデメリットとしては以下の点が挙げられます
イエローハット専売
イエローハット専売の為、当然他の店舗では購入できないので近くに店舗が無い方はお店で購入することが出来ません。
イエローハット系列でヤフーショッピングや楽天市場で中古タイヤやアウトレットタイヤを販売しているトレッドというお店は有りますが、2020年9月現在ではプラクティバアイスBP02の取り扱いは有りません。
タイヤサイズ
現在の取り扱いサイズは13インチの145/80R13 75Qから215/60R16 95Qの13サイズしか取り扱っていないので、適合しない場合は別のスタッドレスを検討しなくてはいけません。
イエローハットのスタッドレスタイヤの評判
プラクティバアイスBP02は今年発売されたモデルのため、まだユーザーのレビューが無いので評判もわかりませんが、他に発売されている専売のスタッドレスタイヤの評判としては価格が安いが静粛性も高いこともあり、評判も良好です。
車で帰って来ました。 横から突っ込んで来たワンボックスに肝を冷やされました。 イエローハットの安いスタッドレスですがごく普通に走って止まりました。
— 場末の電氣技術者(๑ ิټ ิ) (@JASDF_F86F_40) January 22, 2018
製造はヨコハマタイヤが行っているとのことでした。
専売ラジアルタイヤの評判も高い
イエローハットではスタッドレスタイヤ以外にもプラクティバや低燃費タイヤ モビシス、エコファインなどの専売タイヤを販売していますが、いずれもコストパフォマンスが高いと評判です。
ice FRONTAGEとプラクティバアイスBP02の価格の比較
国産ではありませんが、イエローハットにはice FRONTAGEというスタッドレスレスタイヤも販売されています。
タイヤサイズ:155/65R13で比較
メーカー | タイヤ名 | 4本の価格 | 備考 | |
イエローハット | ice FRONTAGE | 13,800円(税抜き) | 税込み:15,180円 | |
↑ | プラクティバアイスBP02 | 17,800円(税抜き) | 税込み:19,580円 | |
ブリヂストン | BLIZZAK VRX | 15,840円 | 送料込み:20,840円 | タイヤフッドでの価格 |
グッドイヤー | ICE NAVI 7 | 11,924円 | 送料込み:16,324円 | ↑ |
ice FRONTAGEはイエローハット最安のスタッドレスタイヤと言うだけあって軽自動車サイズの155/65R13だと約14,000円で購入できます。
しかし、価格だとやはりインターネット通販に一歩譲ってしまいます。
タイヤフッドという通販サイトは聞いた事が無い方も多いと思いますが、オートバックスグループのサイトでタイヤを直接店舗に配送したり、取り付け予約を出来るなど様々なメリットがあります。
タイヤフッドの評判が高い理由。価格の安さ以外にも無料のサービスがあった。
因みに調査時には上記サイズでタイヤフッドはBLIZZAK VRXとICE NAVI 7は最安値でした。
価格で選ぶのならば、ice FRONTAGE一択ですが、メジャーブランドでコスパの高いタイヤを購入したいということであればグッドイヤーのICE NAVI 7がお勧めです。
オートバックス専売タイヤとの比較
オートバックスでもICE ESPORTEやNorth Trek N3iといった専売タイヤを販売しているのでプラクティバアイスBP02を検討している方は比較することをオススメします。
価格の比較
155/65R13で比較
オートバックス専売の国産スタッドレスであるNorth Trek N3iの上記価格のサイズは1本で3,795円なので4本だと15,180円です。
その為、North Trek N3iとプラクティバアイスBP02を比較すると4本で4,400円の価格差になるので、価格だけで言えばNorth Trek N3iの方が安いです。さらにタイヤサイズが大きくなるとこの価格差も大きくなります。
但し、プラクティバアイスBP02の方は2020年に新しく発売されたタイヤなので、新しいタイヤを試したいという方にはBP02をお勧めします。(ここで言っている新しいとは新商品ということなので製造年とは一切関係ありません)
輸入スタッドレスタイヤとの価格の比較
タイヤサイズ155/65R13で比較
メーカー | タイヤ名 | 価格(4本) | 備考 |
NANKANG | ESSN-1 | 14,360円(3590*4) | 2019年製 |
HIFLY | Win-turi 212 | 13,160円(3290*4) | 2020年製 |
↑ | ↑ | 10,760円(2690*4) | 2019年製 |
イエローハット | プラクティバアイスBP02 | 19,580円 | 17,800円(税抜き) |
軽自動車サイズにも拘らず、HIFLY Win-turi 212(2019年製)とプラクティバアイスBP02を比較すると4本で9,000円近い価格差があり、やはり価格は輸入タイヤに分があります。
輸入のスタッドレスタイヤは性能が悪そうで心配という方もいると思いますが、現在の輸入スタッドレスタイヤは日本で開発や走行テストをするなど性能が国産タイヤと比較しても遜色なく、それでいて価格が安いと評判が高いです。
輸入タイヤでスタッドレスタイヤを購入したい方はオートウェイがおすすめです。
NANKANGやHIFLY のタイヤはオートウェイで購入することが出来ます。
軽自動車にもお勧め。オートウェイのアジアンスタッドレスタイヤのコスパが高すぎる
プラクティバアイスBP02をおすすめするユーザー
国産タイヤは高いけど安いタイヤを購入したいユーザー
アジアンタイヤや輸入タイヤは安いのはわかっているけれども、国産のタイヤではないとなんとなく不安という方
店舗で購入したい方
インターネット通販でスタッドレスタイヤを購入するのは不安なので直接店舗で商品を見たい方や他の国産タイヤと比較したい方、店員さんに相談して購入したい方
インターネットでの購入や予約をしたくない方
イエローハットのタイヤは専用のサイトからタイヤの購入から作業の予約を電話で行うことが可能なので、ネットで予約したくない方且つ、お店で長時間作業を待ちたくない方
タイヤを保管してほしい方
有料にはなってしまいますが、イエローハットではタイヤの保管サービスを行っています。スタッドレスタイヤを交換したあとにそのまま保管してくれるので、スペースの確保や重いタイヤの持ち運び、盗難の心配が少ないので非常に便利です。
価格は店舗によって異なるので、気になる方は近くの店舗に問い合わせしてみて下さい。
まとめ
イエローハットでは夏用のラジアルタイヤだけではなく、スタッドレスタイヤも専売品が用意されており、そのコストパフォマンスの高さもあって評判が高いです。
また、イエローハット以外にもオートバックスでも専売品のタイヤを販売しているのでぜひ、価格などを比較して購入することをオススメします。
また、国産タイヤではなくてもないのでコストパフォーマンスが高いスタッドレスタイヤを購入したいと言う方にはナンカンのESSN-1などのアジアンタイヤをオススメします。