トーヨータイヤから発売されている低燃費タイヤのSD-7の評価は悪くないのでしょうか。
また、他の国産メーカーの低燃費タイヤと比較すると価格が安いと言われていますが、性能は悪くないのでしょうか。
目次
トーヨータイヤSD-7の評価
トーヨータイヤSD-7のインターネット通販サイトであるタイヤフッドでの総合評価は5点満点中3.98点(調査時)です。
ユーザーレビューや評価
TOYO SD-7いいじゃん…. pic.twitter.com/5JPsFgMLD7
— 球審P (@kyuushinP) July 19, 2022
TOYO SD-7になった
鈍感すぎてあまり違いを感じない…w
つまり良いタイヤってことかな
新しいので静かでしっとりした気はするそして何故か最上級グレードになってた pic.twitter.com/ZaCuf7IafO
— フル一チェ (@kv27xbr1) February 15, 2022
他のユーザーからのレビューや評価としては
・価格は安いけれども性能は特に悪くはない
・1万キロ走行したけれどもタイヤの摩耗も悪くない状態
などといったものがありました。
製造国
トーヨーSD-7の製造国は主に中国です。日本製ではなく、中国製ということでがっかりされた方もいるかとは思います。
しかし、トーヨータイヤの製造基準で作られたタイヤですので、中国製のタイヤであっても品質は問題ないといえます。
寿命
価格が安い低燃費タイヤですので、寿命が短いのではないかと推測している方もいますが、SD-7はアクティブポリマーや高剛性リブパターンを採用することによって高い耐摩耗性能と転がり抵抗を低減しているので寿命が長くなったといえます。
従来モデルであるTEO plusと比較するとトーヨータイヤの試験で転がり抵抗性能は17%低減しています。
その他の性能の向上
トーヨーSD-7は耐摩耗性能(寿命)だけが向上しているわけではありません。ウェットグリップの性能も向上しており、TEO plusと比較するとウェット制動は5%短縮されています。
また、操縦安定性能も向上しています。
トーヨーSD-7と他の低燃費タイヤとの価格と評価の比較
タイヤサイズ:185/60R15で比較
価格と評価は調査時のタイヤフッドでのもの
メーカー | タイヤ名 | 価格
(1本あたり 税込) |
総合評価
(5点満点中) |
備考 |
TOYOTIRE | SD-7 | 6,820円 | 3.98点 | 転がり抵抗性能:A
ウェットグリップ性能:c |
YOKOHAMA | BLUEARTH
AE01F |
9,900円 | 4.34点 | |
↑ | BluEarth-RV
RV03 |
9,350円 | 4.38点 | ミニバン向け |
DUNLOP | ENASAVE
EC204 |
10,010円 | 4.34点 | |
↑ | LE MANS V
(LM5) |
11,110円 | 4.40点 |
YOKOHAMA BLUEARTH AE01Fとの比較
価格は上記タイヤサイズで1本あたり約3,000円高くなってしまいますがBLUEARTH AE01Fの転がり抵抗性能の高さは魅力的です。
転がり抵抗性能
TOYOSD-7の転がり抵抗性能がすべてのタイヤサイズでAに対して、BLUEARTH AE01FはAAAです。
高い燃費性能がほしいという方にはBLUEARTH AE01Fをおすすめします。
BluEarth-RV RV03との比較
ミニバンに乗っている方にはBluEarth-RV RV03もおすすめです。
価格は1本あたり2,530円とSD-7の方が安いので、4本で10,120円の価格差です。
低燃費性能
BluEarth-RV RV03はすべてのタイヤサイズでウェットグリップ性能がaです。転がり抵抗性能もタイヤサイズによりますが、AAかAですので、RV03の方が上です。
ミニバンに乗っている方で価格が高くなっても構わないので低燃費性能と高いウェット性能がほしいという方にはBluEarth-RV RV03をおすすめします。
DUNLOP ENASAVE EC204との比較
評価はENASAVE EC204の方が高いですが、上記タイヤサイズで価格を比較すると1本あたり3,190円SD-7の方が安いので4本だと12,760円の価格差です。
低燃費性能
ENASAVE EC204の転がり抵抗性能はAAでウェットグリップ性能がcですので、ウェットグリップ性能はSD-7と同等ですが、転がり抵抗性能はEC204の方が上です。
またENASAVE EC204の特徴として高い耐摩耗性能が挙げられますので、タイヤの寿命を気にされる方にもEC204をおすすめします。
DUNLOP LE MANS Vとの比較
価格はSD-7やEC204と比較するとさらに高くなってしまいますが、大会寿命性能・乗り心地性能・静粛性能がほしいという方はDUNLOP LE MANS Vがおすすめです。
上記タイヤサイズでのSD-7との価格差は1本あたり4,290円ですので、4本だと17,160円の価格差です。
低燃費性能
LE MANS Vの低燃費性能は全てのタイヤサイズでAAです。ウェットグリップ性能はタイヤサイズによって異なり、bかcですので低燃費タイヤとしての性能はLE MANS Vの方が上といえるでしょう。
BRIDGESTONE NEXTRYとの比較
上記の表には有りませんが、BRIDGESTONEのNEXTRYも低燃費タイヤとしては価格が安いのでおすすめです。
低燃費タイヤとしての性能も転がり抵抗性能:A、ウェットグリップ性能:cとSD-7とおなじですので、価格などを比較して購入することをおすすめします。
トーヨーSD-7が購入できるおすすめのサイト
トーヨーSD-7が購入できるおすすめのインターネット通販サイトは【TIREHOOD】です。
【TIREHOOD】では上記のようにユーザーの総合評価を確認できるので安心して購入することができます。
また、取付店への直送も可能なので、インターネット通販でタイヤを購入したことがない人やタイヤの交換に不安がある方にも安心して購入することが可能です。
海外メーカーのタイヤも販売している
トーヨーSD-7のような低燃費タイヤ以外にも価格が安いクムホなどの海外メーカーのタイヤも取り扱っているので、気になる方は確認することをおすすめします。
軽自動車やコンパクトカーにはSD-K7がおすすめ
トーヨーでは軽自動車やコンパクトカー向けのスタンダードタイヤとしてSD-K7というタイヤも販売しているので、軽や小型車に乗っている方でSD-7のタイヤサイズが無い方ではそちらも検討することをおすすめします。
まとめ
トーヨーSD-7は若干他の低燃費タイヤと比較すると評価が低いのが気になるところですが、寿命性能も悪くなく、国産メーカーの低燃費タイヤとしては価格が安いので、価格が安いスタンダードタイヤが欲しい方にはおすすめできます。