ミシュランから発売されているオールシーズンタイヤのクロスクライメート2の評判は悪くないのでしょうか。
また、他のオールシーズンタイヤと比較して評価は悪くないのでしょうか。
最近オールシーズンタイヤが気になっていて、特にミシュランのクロスクライメート2の評判を調べてみました。実は私自身も購入を検討していたので、かなり詳しく調べることになったんです。
今回は、実際のユーザーの声や他メーカーとの比較、そして気になる価格面まで、正直にお話ししたいと思います。
オールシーズンタイヤの評判やメリットなどについては↓
オールシーズンタイヤの寿命はどれくらい?オールシーズンタイヤのメリット・デメリット
目次
クロスクライメート2の評判や評価
インターネット通販サイトであるタイヤフッドのユーザー総合評価は5点満点中4.39点(調査時)です。
ユーザーからの評判
オールシーズンタイヤ
ミシュラン クロスクライメート2かなり良いぞ
5cm程度の積雪なら問題なく走る
急発進、急ブレーキにもかなり対応する
ノーマルタイヤでとっ散らかるアイスバーンでもまあ行ける雪の少ない地域限定だけど、ドライ、ウェット、スノーどれもかなりレベル高い。
あと割と安い💴 pic.twitter.com/XMxmrOhpM4— OSSAN (@GZ20KAI_RP01J) January 7, 2022
クロスクライメート2を履いて少しドライブしてきました!
私には夏タイヤと何が違うのかわかりません(笑)
高速を走ると多少うるさくはなるのかな?
ドライで夏タイヤとの差が少ないのであれば、非降雪地域ならいざというときの保険になるのでいいですよね。— チラ@チラカーライフ / ベルラン号物語 (@minoooota) February 9, 2022
他のユーザーからの評判としては
・スタッドレスタイヤより静かなのは当然だが、前に装着していた夏タイヤより静かで驚いた。
・雨の日の性能も申し分なく、静かなので高速道路での長距離移動も快適。
・当然だがアイスバーンはエックスアイススノーにはかなわない。北海道民の冬はスタッドレスタイヤ一択。
・まだ、発売されて寿命はわからないけれどもサマータイヤとあまり変わらなさそう。
クロスクライメート2の評判が高い理由
クロスクライメート2は以前のモデルであるクロスクライメート+より性能が向上していることが評判の高い理由のひとつといえます。
ブレーキング性能の向上
クロスクライメート2はクロスクライメート+よりさらにブレーキング性能が向上しています。
雪上のブレーキ性能は7%向上、ウエットは6%、ドライは5%向上しています。
数字で見ると地味に感じるかもしれませんが、ブレーキ性能って安全に直結する部分なので、これは結構大きな改善だと思います。
静粛性の高さ
バリアブルピッチパターンというタイヤパターンを採用することによって、高い静粛性を実現しています。
ミシュランクロスクライメート2と他のオールシーズンタイヤとの比較
正直、これが一番気になるところでした。185/65R15というサイズで比較してみました。
価格と評価は調査時のTIREHOODでのもの
メーカー | タイヤ名 | 価格
(1本あたり 税込) |
総合評価
(5点満点中) |
MICHELIN | CROSSCLIMATE 2 | 16,940円 | 4.39点 |
DUNLOP | SYNCHROWEATHER | 26,730円 | 4.76点 |
GOODYEAR | Vector 4SEASONS GEN-3 | 19,800円 | 4.80点
(評価件数1件) |
GOODYEAR | Vector 4Seasons Hybrid | 17,710円 | 3.87点 |
Continental | AllSeasonContact 2 | 15,400円 | 4.36点 |
KUMHO | SOLUS 4S HA32 | 8,800円 | 4.14点 |
DUNLOP SYNCHROWEATHERとの比較
DUNLOP SYNCHROWEATHERはMICHELIN CROSSCLIMATE 2と比較すると価格は高いものの総合評価が高いです。また、低燃費タイヤのラベリングを取得していることと発売開始された年月が新しいというのもメリットです。
DUNLOPのオールシーズンタイヤSYNCHROWEATHERの性能や評価は他のタイヤと比較して悪くないのか
GOODYEAR Vector 4SEASONS GEN-3との比較
TIREHOODだと185/65R15というタイヤサイズにおいてはVector 4SEASONS GEN-3よりCROSSCLIMATE 2の方が価格が安いです。
GOODYEAR VECTOR 4SEASONS GEN-3の評価は他のオールシーズンタイヤと比較して悪くない?
KUMHO SOLUS 4S HA32との比較
KUMHO SOLUS 4S HA32はCROSSCLIMATE 2と比較すると半額近い価格で購入することが可能です。
ただし、総合評価がCROSSCLIMATE 2などと比較すると悪いのが気になるところです。
クムホのオールシーズンタイヤSOLUS 4S HA32の評判は悪くない?
雪の高速道路は走行できるのか
クロスクライメート2はオールシーズンタイヤでもちろん冬用タイヤと認められているので、高速道路の冬用タイヤ規制でも走行することが可能です。
但し、オールシーズンタイヤはスタッドレスタイヤではありませんので、深い雪道やアイスバーン路面の性能はスタッドレスタイヤに劣ってしまいますので、関東なら年に数回雪が降る程度なので問題なさそうですが、北海道や東北などの雪国の方は冬だけスタッドレスに履き替える方が無難でしょう。
軽自動車用のタイヤサイズはあるのか
2022年4月現在、ホンダNBOX(カスタム)やダイハツタントで使用されているタイヤサイズ:155/65R14,165/65R15や165/55R15といったラインナップがクロスクライメート2にはない(そもそも14インチ以下のタイヤサイズはない)為、軽自動車でオールシーズンタイヤを検討している方は他のメーカーの商品をおすすめします。
例えばDUNLOPのALL SEASON MAXX AS1だと軽自動車サイズの155/65R14や165/55R15もラインナップにあります。
私がクロスクライメート2をおすすめしたい人、しない人
おすすめしたい人
- 年に数回程度しか雪道を走らない
- タイヤ交換が面倒(私もこれ!)
- 長距離運転が多く、静粛性を重視する
- 関東・関西など比較的暖かい地域在住
おすすめしない人
- 軽自動車に乗っている(サイズがない)
- 北海道・東北など雪がよく降る地域
- とにかく安いタイヤが欲しい
クロスクライメート2が購入できるおすすめのサイト
ミシュランのCROSSCLIMATE 2が購入できるおすすめのインターネット通販サイトは【TIREHOOD】です。
【TIREHOOD】では上記のようにミシュランのオールシーズンタイヤ以外にも国内外のメーカーの様々なサマータイヤやスタッドレスタイヤも販売しているので、ユーザーの評価や価格を比較して購入を検討することをおすすめします。
正直な感想とまとめ
色々調べてみて、クロスクライメート2はクロスクライメートプラスと比較してブレーキング性能などが向上しており、ユーザーからの評判も確かに評判通りの良いタイヤだと感じました。
特に印象的だったのは:
- 前モデルから着実に性能アップしている点
- 価格と性能のバランスが良い
- 実際のユーザーからの評価が高い
- 一年中使えるという利便性
もちろん完璧ではありません。軽自動車には使えないし、豪雪地帯では限界もあります。
でも、「年に数回の雪道対策をしつつ、普段は快適に運転したい」という人には、かなり魅力的な選択肢だと思います。
タイヤ交換の手間がなくなるだけでも、時間的にも金銭的にもメリットは大きいですからね。
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