トーヨーから発売されているオールシーズンタイヤのセルシアスの評判は悪くないのでしょうか。
また、他のメーカーのオールシーズンタイヤと比較して価格や評判はどうなのでしょうか。
目次
トーヨーセルシアスの性能
トーヨーのセルシアスはオールシーズンタイヤのため、ドライ・ウェット路面だけではなく、雪道も走行することが可能です。
非対称パターンの採用
ドライ・ウェット路面と雪道の路面に対応するため、非対称パターンを採用しています。
タイヤの内側では3Dグリップサイプやジグザグブロックを採用することによって雪道でのグリップ力やトラクション性能を確保しています。
また、タイヤの外側は3Dグリップサイプ/溝底補強ブロック/周方向連結ブロックを採用し、グリップ力だけではなく、ドライ・ウェットでの操縦安定性能を確保しています。
トーヨセルシアスの評判や評価
インターネット通販サイトのタイヤフッドでの総合評価は調査時で5点満点中4.40点です。
ユーザーの評価やレビュー
オールシーズンタイヤ、TOYOのセルシアスつけてるけど去年の雪ではちゃんと止まったけどな~?
圧雪路とがりがりの凍結路は走行した(‘ω’)
分厚い新雪やつるつる凍結路は走ってないで分からん— ええぞー (@stepupallday) December 23, 2022
ユーザーの評判としては
国内メーカーのオールシーズンタイヤとしては価格が安い。
雪道でも意外と走れた
といったレビューがありました。
セルシアスの寿命
トーヨーの製品性能によると10段階で7ですので、オールシーズンタイヤとしての寿命性能は悪く無いでしょう。
ただし、ナノエナジー・スリープラス(10段階で8.5)などの低燃費タイヤと比較すると寿命(耐摩耗性能)は劣ります。
軽自動車にも装着可能
セルシアスのタイヤサイズはSUVやミニバンだけではなく、165/65R14や155/65R14といった軽自動車向けのタイヤサイズもあるので該当のタイヤサイズを装着してる車に乗っている方は装着することが可能です。
ですので、軽自動車でシーズン問わずキャンプに行く方にもおすすめです。
ただし、14インチ未満のタイヤサイズは無いので、13インチを装着している軽自動車に乗っている方でオールシーズンタイヤの購入を検討している方はセルシアスではなく、ダンロップのオールシーズンマックスAS1などを検討することをおすすめします。
ビジネスバン専用のオールシーズンタイヤもある
セルシアス・カーゴというビジネスバン専用のオールシーズンタイヤも販売しています。
タイヤサイズは195/80R15 107/105N LTです。
トーヨーセルシアスと他のオールシーズンタイヤとの価格と評価の比較
タイヤサイズ:225/60R17で比較
価格と総合評価は調査時のタイヤフッドでのもの
メーカー | タイヤ名 | 価格
(1本あたり 税込) |
総合評価
(5点満点中) |
TOYOTIRE | CELSIUS | 18,370円 | 4.40点 |
DUNLOP | ALL SEASON MAXX AS1 | 20,460円 | 4.29点 |
YOKOHAMA | BLUEARTH-4S AW21 | 22,660円 | 4.20点 |
MICHELIN | CROSSCLIMATE 2 | 21,670円 | 4.49点 |
KUMHO | SOLUS 4S HA32 | 14,850円 | 3.96点 |
ダンロップオールシーズンマックスAS1との比較
軽自動車などに乗っている方でセルシアスのタイヤサイズが無いという方はオールシーズンマックスAS1がおすすめです。
価格も上記タイヤサイズで1本あたり2,090円高く、総合評価も低いですが、オールシーズンマックスAS1は13インチのタイヤサイズも販売しているのがメリットです。
ダンロップのオールシーズンタイヤALL SEASON MAXX AS1の寿命や評判は悪くない?
ヨコハマブルーアース4S AW21との比較
国産メーカーのオールシーズンタイヤとしてヨコハマブルーアース4S AW21と迷っている方も多いと思います。
ヨコハマのオールシーズンタイヤBluEarth-4S AW21の評価は悪くない?【レビュー】
価格はセルシアスの方が安く、評価も高いですが、ブルーアース4S AW21のメリットの1つとしては国産225/55R19 99Vといったタイヤサイズがあるところです。
ミシュランクロスクライメート2との比較
国産メーカーにこだわらず、評価が高いオールシーズンタイヤを購入したいという方はミシュランクロスクライメート2がおすすめです。
価格はセルシアスと比較すると高いですが、ユーザーからの総合評価が高いので、オールシーズンタイヤを初めて買うという方にも比較的安心できるのではないでしょうか。
ミシュランのオールシーズンタイヤクロスクライメート2の評判は悪くない?
クムホソウルス4S HA32との比較
アジアンタイヤメーカーで価格の安いオールシーズンタイヤを購入したいという方はクムホソウルス4S HA32がおすすめです。
価格はセルシアスと比較して1本あたり3,520円安いのがメリットです。
しかし、総合評価はセルシアスの方が高いです。
クムホのオールシーズンタイヤSOLUS 4S HA32の評判は悪くない?
トーヨセルシアスを購入できるおすすめのサイト
トーヨセルシアスを購入できるおすすめのインターネット通販サイトは【TIREHOOD】 です。
TIREHOODでは上記のオールシーズンタイヤ以外にも様々なタイヤを販売しているので価格やユーザーからの評価を比較して検討することをおすすめします。
【デメリットも有り】タイヤフッドの評判が高い理由。パンク保証等で安心
まとめ
あまり降雪が無い地域に住んでいる方はセルシアスをはじめオールシーズンタイヤは季節ごとにタイヤを履き替える必要がなく経済的と言えます。
ただし、デメリットとしてドライやウェット路面でのグリップ力や低燃費性能はエコタイヤの方が高いですし、圧雪アイスバーン路面はスタッドレスタイヤに敵いません。
ですので、オールシーズンタイヤを検討している方は自身の生活環境を考慮してメリット・デメリットを見極め、慎重に選択する事が必要です。
特にアイスバーン路面をオールシーズンタイヤで走行するのは危険が伴うのでおすすめできません。
これはセルシアスの性能が悪いというわけではなく、オールシーズンタイヤの特徴なので仕方がないところです。