DUNLOPから2024年に発売されたオールシーズンタイヤであるSYNCHROWEATHERの性能は悪くないのでしょうか。
また、他のオールシーズンタイヤと比較して評価はどうなのでしょうか。
オールシーズンタイヤを購入するならパンク保証があるタイヤ販売&取付予約サイト【タイヤフッド】 で
目次
SYNCHROWEATHERの性能
アクティブトレッドを搭載することによって、路面状況に応じてゴムの性質が自動的に変化します。
具体的に説明するとウェット路面ではタイヤが柔らくなり、ウェットグリップを発揮します。ウェットブレーキ性能はサマータイヤであるENASAVE EC204と同等以上の性能を発揮します。
また、低温時でもタイヤの柔らかさを維持して氷上でもスタッドレスタイヤと同等のグリップ性能を確保しています。
従来のオールシーズンタイヤといえば氷上性能はスタッドレスタイヤと比較して劣るというのが常識でしたが、SYNCHROWEATHERは高い氷上性能を確保しています。
但し、過酷な積雪や凍結路面を走行する機械がある方はスタッドレスタイヤであるWINTER MAXX WM03などをおすすめします。
タイヤ寿命
ライフ性能はENASAVE EC204と同等で、スタッドレスタイヤのWINTER MAXX WM02と比較して優れています。
タイヤはうるさくないのか
オールシーズンタイヤやスタッドレスタイヤは静粛性が悪く、うるさいというイメージを持っている方も多いと思いますが、SYNCHROWEATHERは低車外音タイヤですので、静粛性は悪くないと言えます。
低燃費タイヤのラベリングを取得
SYNCHROWEATHERはタイヤサイズによって転がり抵抗性能:Aでウェットグリップ:bが29サイズ、転がり抵抗性能:A、ウェットグリップ:cが2サイズあります。残りの9サイズは低燃費タイヤではありませんが、転がり抵抗性能:C、ウェットグリップ:bを取得しています。
SYNCHROWEATHERのデメリット
SYNCHROWEATHERのデメリットとしては他の日本メーカーや大手メーカーのスタッドレスタイヤと比較して価格が高いということです。
発売開始から数ヶ月しか経過していない為、これから価格が落ち着いて安くなっていくことを期待します。
しかし、価格が高くても低燃費タイヤであったり、低車外音タイヤであるということはメリットです。
また、軽自動車向けのラインナップが限られてしまうのもデメリットです。155/65R14や145/80R13といった14インチ以下のタイヤサイズを展開していないです。
ただし、165/55R15は展開しているので、ハイト系軽自動車の上位グレードに乗っている方には純正サイズで装着可能です。
14インチ以下のオールシーズタイヤを探している方はYOKOHAMAのBluEarth-4S AW21やトGOODYEARのVector 4Seasons Hybridを検討するといいでしょう。
ヨコハマのオールシーズンタイヤBluEarth-4S AW21の評価は悪くない?【レビュー】
SYNCHROWEATHERと他のオールシーズンタイヤとの比較
タイヤサイズ:215/60R17で比較
転がり抵抗性能とウェットグリップ性能はタイヤサイズによって異なる場合があります。
価格と総合評価はタイヤフッドでの調査時のものです。
メーカー | タイヤ名 | 価格
(1本当たり 税込) |
総合評価
(5点満点中) |
転がり抵抗性能 | ウェットグリップ性能 |
DUNLOP | SYNCHROWEATHER | 40,810円 | 4.67点 | A | b |
MICHELIN | CROSSCLIMATE 2 | 21,010円 | 4.40点 | ||
GOODYEAR | Vector 4SEASONS GEN-3 | 31,900円 | 4.80点
(評価件数1件) |
||
Continental | AllSeasonContact 2 | 19,800円 | 4.43点
(評価件数3件) |
||
PIRELLI | SCORPION VERDE A/S | 21,560円 | 4.16点 | ||
KUMHO | SOLUS 4S HA32 | 13,640円 | 4.10点 |
また、上記にはありませんが、SYNCHROWEATHERのタイヤサイズが無いという方はYOKOHAMAのBluEarth-4S AW21も比較検討することをおすすめします。
MICHELIN CROSSCLIMATE 2との比較
大手タイヤメーカーのオールシーズンタイヤが良いという方はMICHELIN CROSSCLIMATE 2もおすすめです。MICHELINは日本のメーカーではないですが、BRIDGESTONEと売上高ランキング1位を争うくらいメジャーなタイヤメーカーですので安心感があります。
価格はSYNCHROWEATHERと比較すると、上記タイヤサイズで1本あたり19,800円安いので、4本で79,200円とCROSSCLIMATE 2の方が安いです。
しかし、SYNCHROWEATHERは2024年発売の新しいモデルであるということと、低燃費タイヤのラベリングを取得しているのがメリットです。
ミシュランのオールシーズンタイヤクロスクライメート2の評判は悪くない?
GOODYEAR Vector 4SEASONS GEN-3との比較
Vector 4SEASONS GEN-3の総合評価の点数は調査時で4.8点と高いですが、件数が1件なので参考までにしておいた方がいいでしょう。
価格はSYNCHROWEATHERと比較すると、上記タイヤサイズで1本あたり8,910円安いので、4本だと35,640円の価格差です。
追記:現在、Vector 4SEASONS GEN-3のタイヤサイズ215/60R17はカタログ落ちしているので、これを検討している方は急いだほうが良いかもしれません。
Continental AllSeasonContact 2との比較
新しいモデルのオールシーズンタイヤを購入したいという方はContinentalの AllSeasonContact 2もおすすめです。
AllSeasonContact 2もSYNCHROWEATHERと同じく2024年に発売開始されたオールシーズンタイヤです。
価格はSYNCHROWEATHERと比較すると、AllSeasonContact 2は上記タイヤサイズで1本あたり21,010円安いので、4本で84,040円とAllSeasonContact 2の方が安いです。
SYNCHROWEATHERは低燃費タイヤのラベリングを取得していますが、AllSeasonContact 2は取得していません。
しかし、低ヒステリシスの新素材の採用などによって、転がり抵抗を改善、レッド・チリを配合することなどによってウェット性能もAllSeasonContactと比較して向上しています。
また、Continental AllSeasonContact 2はEVチェックマークを取得しているため、電気自動車やハイブリットカーに乗っている方にもおすすめできます。
KUMHO SOLUS 4S HA32との比較
価格が安いオールシーズンタイヤを購入したい方はアジアンタイヤであるKUMHOのSOLUS 4S HA32もおすすめです。
価格はSYNCHROWEATHERと比較すると、SOLUS 4S HA32は上記タイヤサイズで1本あたり27,170円安いので、4本で108,680円とSOLUS 4S HA32の方が1/3くらいの金額で購入できるくらい安いです。
但し、総合評価が他のオールシーズンタイヤと比較して低いのが気になる点ではあるので、気になる方はタイヤフッドなどのレビューを確認して検討すると良いでしょう。
クムホのオールシーズンタイヤSOLUS 4S HA32の評判は悪くない?
DUNLOP SYNCHROWEATHERが購入できるおすすめのサイト
SYNCHROWEATHERが購入できるおすすめのインターネット通販サイトはタイヤフッドです。タイヤフッドは無料のパンク保証が付いていたり、取付予約もできるのでネット通販でタイヤを購入したことが無い人も安心でしょう。