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MAXXISタイヤの評判は悪くないの?
最近インターネット通販などでよく見かけるMAXXISのタイヤですが、どこの国のメーカーなのか、性能とかもよくわからないので購入まで至らないという声が聞かれます。
MAXXISのタイヤが国産タイヤと比較して価格が安くても耐久性やグリップ性能などが低かったりすると購入しても後悔しかしませんが、実際の性能や評判は悪くないのでしょうか。
MAXXISタイヤの実績と評価
MAXXISはアジアンタイヤメーカーである、台湾で一位の正新(チェンシン)ゴム工業がアメリカでたちあげたタイヤブランドです。
日本ではあまりなじみのない名前かもしれませんが、MAXXISは北米だけではなく、180か国以上に販売されており、世界タイヤ売上高ランキングで9位と非常にメジャーなタイヤメーカーです。ちなみに横浜ゴムが8位なのでMAXXISのタイヤはそれだけ売上高が高い、すなわち、評価が高いことが伺えます。
また、純正採用タイヤとして日本ではトヨタ、ホンダ、日産、海外ではメルセデスベンツ、フォルクスワーゲン等、世界30のメーカで採用されている実績があります。
チェシンの他のタイヤブランドとしてはCSTなどがあります。
台湾にタイヤメーカーがあるということを知らない方も多いと思いますが、オートウェイで販売しているナンカンも台湾のタイヤメーカーです。
MAXXISのタイヤの生産国はどこなのか
MAXXISのタイヤの生産国は台湾以外にも中国・タイ・ベトナムなどにも生産拠点を持っています。
MAXXISタイヤの性能の高さ
MAXXISではVIPというシミュレーションプログラムを使用することによって、高い性能のタイヤを開発することが可能になっています。
また、キネマティクス試験や有限要素解析法を駆使することによって性能の高いタイヤの製造を可能にしています。
自動車用タイヤ以外の評判も良い
MAXXISのタイヤは自家用車のタイヤだけではなく、バイク用・MTB・ATV用のタイヤを販売しています。
バイクではホンダのスーパーカブの一部のモデルで純正採用されているので、2輪用のタイヤも評判が良いです。
このようにmaxxisは様々な目的や車種のタイヤを販売していますが、ここでは4輪の自家用車タイヤを紹介していきます。
レースにも積極的に参加
日本ではオフロード競技である、MAXXIS OCJC Challenge Rock Crawlingを開催しており、他にもSpringRoad CUPやTRY-ANGLE MAXXIS CUP等様々な競技を主催および、協賛しています。
4WD車用タイヤとして評価が高い
MAXXISは上記の通り4WD競技の運営や協賛が多いことから、MAXXISタイヤを装着した車の参戦が多く、特にランドクルーザーやジープ、ジムニー等に乗っている方からの評価が高いです。
MAXXISのラインナップ
MAXXISでは自家用車のタイヤとしてサーキット用タイヤやスポーツカー専用タイヤ、他にも4WD車用のオンロードタイヤやオフロードタイヤをメインに取り揃えています。
お勧めのMAXXISタイヤ
VR-1 Victra
サーキットを走行する方にお勧めのレーシングタイヤです。レース用のコンパウンドを採用することによって高いグリップ力を発揮するタイヤです。
MA-Z3 Victra
スポーツカーやスポーツセダンにお勧めのハイパフォーマンスタイヤです。VR-1 Victraと比較するとドライ路面でのグリップ力は若干劣りますが、ウェット性能及び、耐摩耗性や静粛性の高いタイヤです。
MA-Z4S Victra
高速走行の安定性が高いタイヤです。高いトラクション性能を確保しつつも、乗り心地や耐摩耗性の高い、高級車にもお勧めのタイヤです。
MA-Z1 Victra
ドリフト走行にお勧めのハイグリップタイヤです。
ハンドリング性能とコントロール性能が高いタイヤです。ウェット性能や高速走行においても安定性が高くスポーツ走行も安心のタイヤです。
ドリフト走行では非常に高い性能を発揮し、フォーミュラーDではMA−Z1を装着したフェアレディZ(Z33)が入賞した実績があります。
MA-Z1 Victra Driftというものもあり、違いとしてはプロ仕様となっており、リム部分のZ1 DRIFTの文字が黄色くペイントされており、非常にカッコいいです。また、MA-Z1 Victraと比較するとタイヤサイズが17インチと18インチの計5サイズしかありません。
ドリフト走行をする為にコストパフォーマンスが高いタイヤを探している方にはナンカンのNS-2もコストパフォーマンスが高いのでお勧めです。
MT-753 Bravo Series
4WD車のオフロード走破性を目的としたタイヤです。オフロードの過酷な条件でも耐える耐久性と安全性能を持っています。
パターン設計をオフロード用にすることによって、砂や泥などの悪路でも高いグリップ力を発揮します。また、ある程度の雪道走破性能も備えています。
タイヤサイズラインナップ
オフロード用タイヤにも関わらず、185R14C 102/100Q 8PRからLT305/70R17 119/116N 8PRの幅広いサイズラインナップを揃えています。
MT-754 Buckshot Mudder
悪路に特化したブロックパターンで高い泥はけ性能とグリップ性能を確保したMUDTERRAINタイヤです。高い強度を確保することによって悪路でも安心して走行が可能なタイヤです。
M8090 Creepy Crawler
競技に最適な岩場専用のオフロードタイヤです。岩場以外でも雪やゆかるみ路面にも高いトラクション性能を発揮するタイヤです。
MA-307
ニッサンマーチ純正のタイヤです。転がり抵抗を低減することによって低燃費性能を向上させています。
また、タイヤ剛性と耐摩耗性をバランスさせることで長寿命化を実現しています。
タイヤサイズ
165/70R14 81Sのみです。
ALL.SEASON AP2(オールシーズンタイヤ)
MAXXISはALL.SEASON AP2というオールシーズンタイヤも販売しています。オールシーズンタイヤはあまり雪のふらない地域で、たまに浅い雪道を走るといった方におすすめです。
本格的に雪が積もる地域に住んでいる方やアイスバーンを走行する機会がある方にはオールシーズンタイヤではなくスタッドレスタイヤをおすすめします。
また、ALL.SEASON AP2オートバックスでの独占販売ですので、他の店舗やインターネット通販サイトでは購入できないのがデメリットです。
スタッドレスタイヤも販売している
MAXXISではSP-02 Arctic Trekker、SS-01 Presa、SP-03 Premitaといったスタッドレスタイヤを販売しています。
スタッドレスタイヤの評判・評価は
MAXXISのスタッドレスは日本国内ではまだまだ使用している人が少ないようで、評判・評価についてもまだまだ少ない状態です。
その為、国産タイヤ以外でコストパフォーマンスが高いタイヤを購入したい場合は同じ台湾メーカーのスタッドレスタイヤであるナンカンのAW-1をお勧めします。
ナンカンのスタッドレスタイヤはオートウェイでも評価が高いタイヤですので、安心といえるでしょう。
MAXXISのタイヤが購入できるインターネット通販サイト
インターネット通販でタイヤを購入するのが不安という方は、オートバックスでもMAXXISのオールシーズンタイヤであるAllseason AP2を購入することが出来ます
MAXXISタイヤと他のタイヤとの比較
タイヤサイズ:195/65R15で比較。プリウスDAA-ZVW50等。価格はオートバックスの通販サイトにて調査。調査時の価格。
タイヤメーカー | ブランド | 価格(1本) |
MAXXIS | Allseason AP2 | ¥10,527 |
PIRELLI | Cinturato ALL SEASON PLUS | \13,385 |
MAXXISのタイヤ以外だとナンカンの評判も良い
MAXXISのタイヤも国産タイヤと比較するとコストパフォーマンスが高いということで評判が高いですが、日本国内ではまだ取り扱いしている販売店が多くないのが現状です。
上でも紹介したナンカンやATRのタイヤは国産タイヤと比較して価格が高く評価も高いです。ナンカンやATRのタイヤを購入するのはオートウェイがお勧めです。
オートウェイでもこの2つのブランドのタイヤは非常にユーザーからの評価が高いです。また、オートウェイは輸入タイヤ販売で国内ナンバーワンの実績があるので輸入タイヤを購入した経験が無くても安心して購入できるといえるでしょう。