トーヨータイヤから販売されているプロクセス・スポーツですが、評価は悪くないのでしょうか。
また、他のスポーツタイヤと比較して価格と評価はどれくらい違うのでしょうか。
目次
プロクセス・スポーツの評価
トーヨープロクセス・スポーツのインターネット通販サイトのタイヤフッドでの総合評価は5点満点中4.00点です。
暑さで何も出来なかったからPROXES Sportのインプレする。
ポジ
・静粛性
・縦グリップ
・轍にとられにくい
・コスパ
・石巻き上げない
・鳴かせても臭くない
ネガ
・ハンドル初期応答性
・高速旋回グリップまぁ普通に運転すればいいのよ pic.twitter.com/QjIEf4twxI
— Яyo-A✴ (@ryo_sa9081) August 29, 2020
ちなみにタイヤはVITOURのFormula Spec ZからTOYOのPROXES Sportにしました
安定感がより高く、そして乗り心地も良いので、選んで正解でした! https://t.co/75Caljl2Rq— 悠騎@Y.M.Z. (@youki_YMZ) February 22, 2021
後ろタイヤ山無くなってきたな
プロクセススポーツ減りこんなに早かったかな 次はクムホ入れるか— -アレス🦀♥️ (@oT73stApSJhV9lH) June 10, 2021
プロクセス・スポーツはスポーティタイヤとして、高いグリップ性能を発揮しながら、乗り心地や静粛性が高いという評価が多かったです。
また、スポーツタイヤなのに燃費性能も悪くないという評価も有りました。
ユーザーからの悪い評価としては寿命が短い(耐摩耗性能が低い)という評価もありました。
プロクセス・スポーツの性能
プロクセス・スポーツは高いウェットグリップ性能を持ったタイヤです。
高い快適性能
スポーティタイヤでありながら、高い快適性能を持っているのがメリットです。
高張力スチールベルトや高剛性ベルト補強・ビードフィラーを採用することによって、高い乗り心地性能を実現しています。
低燃費性能
スポーティタイヤでも低燃費性能が高いのがプロクセス・スポーツのメリットの一つです。
ダイナミックテーパーというタイヤのリブ端部に面取りを行うことによって、路面接地時のヨレを防止し、摩耗性能と操縦安定性能を向上させています。
このことによって低燃費タイヤの転がり抵抗係数の等級はAもしくはBを取得しています。
ウェットグリップ性能
スポーティタイヤとして、高いウェットグリップ性能を持っているのがプロクセス・スポーツの最大の特徴といっても過言では有りません。
ハイグリップキャップコンパウンドを採用することによって、ウェットグリップ性能の等級は一番上のaを取得しています。
ウェット制動だとトーヨータイヤのテストで100Km/hからの制動距離はPROXES T1 Sportと比較すると7%短縮しています。
プロクセス・スポーツと他のタイヤとの価格と評価の比較
タイヤサイズ:215/45R17で比較
価格と評価は調査時のTIREHOODでのもの
メーカー | タイヤ名 | 価格
(1本あたり 税込) |
総合評価
(5点満点中) |
低燃費タイヤ
転がり抵抗: ウェットグリップ: |
TOYOTIRE | PROXES Sport | 14,190円 | 4.00点 | AもしくはB
a |
BRIDGESTONE | POTENZA
Adrenalin RE004 |
17,568円 | 4.33点 | B
b |
GOODYEAR | EAGLE
REVSPEC RS-02 |
12,947円 | 4.14点 | |
PIRELLI | DRAGON
SPORTS |
9,020円 | 4.13点 | |
MICHELIN | PILOT SPORT 4 | 17,160円 | 4.47点 | |
DUNLOP | DIREZZA DZ102 | 17,303円 | 4.28点 | |
NITTO | NT555 G2 | 12,639円 | 3.98点 | |
KUMHO | ECSTA PS71 | 8,250円 | 4.30点 |
POTENZA Adrenalin RE004との比較
ブリヂストンPOTENZA Adrenalin RE004と比較するとPROXES Sportの方が価格が安く、低燃費タイヤとしての性能も高いです。
但し、ユーザーの総合評価はPOTENZA Adrenalin RE004の方が上です。
Adrenalin RE004の評価についてはポテンザのページで解説しています。
PILOT SPORT 4との比較
PROXES Sportと比較すると価格は高くなってしまいますが、ミシュラン PILOT SPORT 4の評価の高さは魅力的です。
アジアンタイヤとの比較
国産タイヤに拘らないのであればピレリのDRAGON SPORTSやクムホのECSTA PS71もPROXES Sportより価格が安くかつ、評価が高いのでおすすめです。
DRAGON SPORTSはTIREHOOD AWARD 2020のTIRE OF THE YEAR スポーツ部門のGOLDを受賞しています。
また、ECSTA PS71は価格が安いにも拘らず性能が悪くないということで評価が高いです。
SUV用のプロクセス・スポーツSUVも販売されている
プロクセス・スポーツにはSUV車用にプロクセス・スポーツSUVというタイヤも販売しています。
プロクセス・スポーツ同様、スポーティなタイヤでありながら、高いウェット性能を持ったタイヤです。
低燃費タイヤでプロクセス・スポーツと同じく転がり抵抗係数はAもしくはB、ウェットグリップ性能はaを取得しています。
低燃費性能
PROXES T1 Sport SUVと比較して、抵抗は4%低減しています。
ウェット性能
ウェット制動性能はPROXES T1 Sport SUVと比較して、7%短縮しています。
PROXES Sport SUVと他タイヤとの価格の比較
タイヤサイズ:235/55R18で比較
価格と評価は調査時のタイヤフッドでのもの
メーカー | タイヤ名 | 価格
(1本あたり 税込) |
総合評価
(5点満点中) |
低燃費タイヤ
転がり抵抗: ウェットグリップ: |
TOYOTIRE | PROXES Sport
SUV |
16,720円 | AもしくはB
a |
|
↑ | PROXES
CL1SUV |
15,950円 | 4.24点 | A
b |
BRIDGESTONE | DUELER
H/L850 |
29,480円 | 4.87点 | |
KUMHO | CRUGEN HP71 | 12,650円 | 3.83点 | |
MICHELIN | PREMIER LTX | 25,410円 | 4.20点 | |
DUNLOP | GRANDTREK
PT3 |
23,760円 | 4.06点 |
PROXES CL1SUVとの比較
PROXES CL1SUVの方が若干価格は安いです。静粛性が高くコストパフォーマンスが高いタイヤを購入したい場合はPROXES CL1SUVをお勧めします。
DUELER H/L850との比較
価格は上記タイヤサイズでPROXES Sport SUVより1本あたり1万円以上高くなってしまいますが、ブリヂストンのDUELER H/L850の評価の高さは注目すべきポイントです。
静粛性と耐久性が高いとユーザーから評価が高いです。