最近では国内問わず、海外でもSUV車の人気が高く、それによって様々なメーカーからSUV用のタイヤが販売されていますが、通常のコンフォートタイヤと比較して何が違うのでしょうか。
また、SUV用のタイヤでどれを選べばいいのか迷っている方にランキング形式でタイヤの特長などを紹介していきます。
※ランキングに関しては当サイトのおすすめの順位であって、性能の優劣や人気の順番ではありません。ここでは特にオンロード性能が高いSUV向けタイヤの紹介をします。
SUV専用タイヤを購入するのなら
パンク保証があり取付予約ができるTIREHOODがおすすめ
目次
SUV用タイヤがおすすめできる理由
SUV用のタイヤは車高が高く、車重が重くなりがちな特性を抑えて、車のふらつきや偏摩耗を抑制することが可能です。
SUVやクロスカントリー専用のタイヤというと、オフロード性能は高いがごつごつしていて静粛性が低く、耐久性が低いというイメージがありましたが、最近では市街地向けに静粛性や乗り心地性能が高いタイヤも様々販売されています。
SUVに乗っている方は専用のタイヤを装着することで安心安全な運転が可能になるということです。
自分のライフスタイルに合わせて選んで
ここでは快適性が高いSUV向けタイヤを紹介しますが、その中でも静粛性が高いタイヤや低燃費性能が高いタイヤ・ウェット性能が高いタイヤ・スポーティなタイヤだけではなくオフロード性能が高いタイヤなどがあるので、自分の好みのタイプやライフスタイル・価格などを比較して検討することをおすすめします。
ランキング1位 BRIDGESTONE ALENZA LX100
2021年に発売されたSUV用のタイヤです。高級SUV向けのタイヤで、特に静粛性が高いのが特長です。
新たなトレッドパターンを採用し、高い静粛性能だけではなく、高い耐摩耗性を誇ります。他のSUV向けのタイヤと比較して価格は高くなってしまいますが、それに見合った性能があるといえます。
REGNO GRVIIの人気も高いですが、SUV用のタイヤサイズがALENZA LX100の方が多いです。(REGNO GRVIIにもSUV用のタイヤサイズはあるが多くはミニバン向けのタイヤサイズになっている。)
ランキング2位 TOYOTIRES PROXES CL1 SUV
こちらのタイヤもALENZA LX100と同じく2021年に発売されたSUV用タイヤです。静粛性と耐久性が特長です。
他のメーカーのSUV用タイヤと比較して価格が安いので性能が悪いのではないかと心配になってしまいますが、評価も高く、低燃費タイヤとしての性能も転がり抵抗係数:A、ウェットグリップ性能:bなので悪くないと言えます。
PROXES CL1 SUVの評価や価格などの比較についてはこちら↓
コストパフォーマンスが高いタイヤなので、SUV向けタイヤだと価格が高くなってしまって購入を躊躇している方にはおすすめできるタイヤです。
ランキング3位 YOKOHAMA BluEarth-XT AE61
BluEarth-XT専用の非対称タイヤパターンを採用することによって、高いハンドリング性能・耐偏摩耗性・静粛性を兼ね備えたクロスオーバーSUV用タイヤです。
クロスオーバーSUVというと舗装路での性能を重視したSUVのことを指します。最近だとヤリスクロスやミニクロスオーバーなどが有名です。
オンロードしか走行しない(泥道などは走らない)というかたにはおすすめのクロスオーバーSUVタイヤです。
低燃費タイヤとしての性能も高く、転がり抵抗性能:Aで、ウェットグリップ性能は最高ランクのaなので、SUV用タイヤで雨にも強いタイヤが欲しい方、高速道路を天気を問わず走る機会が多い方にもおすすめです。
ランキング4位 MICHELIN PRIMACY SUV+
ミシュランの優れた快適性と高速安定性を実現したSUV専用プレミアムコンフォートタイヤです。
スタビリ・グリップ・サイプを採用しSUVの高速性能時の安定性と高いハンドリング性能を実現しています。
また、タイヤの溝が深く掘られているのも特徴で、摩耗してもウェットグリップが低下しないよう配慮されています。
トレッドのブロックも増えているので従来品より静粛性も向上しており、25サイズが低車外音タイヤに該当しています。
従来品であるSUV専用タイヤのPremier LTXと比較してウェットブレーキング性能や静粛性が向上しています。
ミシュランPRIMACY SUV+の評価は他のタイヤと比較して悪くない?
ランキング5位 BRIDGESTONE ALENZA001
ALENZA001はオンロードのドライでもウェットでも高い運動性能を誇るプレミアムSUV用タイヤです。運動性能は高いですが、低燃費性能や耐久性も高いタイヤです。
価格が高くても構わないが、全ての性能が高いタイヤがほしいと言う方にはALENZA001はおすすめです。
家族などと一緒に車で移動する機会が多く、高い静粛性がほしいという方は上記のALENZA LX100をおすすめします。
ランキング6位 PILOT SPORT 4 SUV
PILOT SPORT 4由来の非対称トレッドパターンを採用し、高いグリップ性能とウェット性能を実現しています。
SUVでも運転する楽しさやコントロール性能を重視する方(車種)におすすめのタイヤです。
SUV専用設計により乗り心地や耐久性にも配慮されながらも低燃費性能やウェットグリップ性能にも優れており、多くのタイヤサイズでウェットグリップ性能:aを取得しています。
タイヤサイズが多いので国産のSUVだけではなく、海外の大排気量SUV用の大きなサイズも多く取り揃えているのが嬉しいポイントです。
ただ、16インチ以下のサイズが無いのが残念なところです。
ミシュランパイロットスポーツ4の評価は高い?4Sとの違いとは
ランキング7位 TOYOTIRE OPEN COUNTRY A/T 3
オンロードもオフロードにも対応したオールテレーンタイヤです。
オンロードでの快適性も確保しながらオフロードに対応する走破性能があります。
また、オフロード性能だけではなくM+Sやスノーフレークマークを取得しているので雪道を走行できる性能も有ります。
雪道の制動性能は OPEN COUNTRY A/T plusと比較してさらに性能が向上しています。
トーヨーオープンカントリーA/T 3の評価は他のタイヤと比較して悪くない?【雪道】
ランキング8位 YOKOHAMA GEOLANDAR CV G058
クロスオーバーSUV向けのグランドツーリング向けタイヤです。
オンロードでの静粛性などの快適性は同社のBluEarth-XT AE61より劣る(とはいってもGEOLANDARシリーズの中では一番快適性が高い)もののM+S対応というのがポイントです。
ですので、軽い雪道や汚泥路にも対応しています。
ヨコハマジオランダーCV G058の評価は?雪道は走れるのか【レビュー】
ランキング9位 DUNLOP GRANDTREK PT5
オンロード向けに高重量・高重心のSUV向けにタイヤの接地面積などを従来モデルであるGRANDTREK PT3と比較して向上させることによって操作安定性を向上。
また、タイヤの接地面積だけではなく、特別なゴム素材を採用することによってウェット性能も向上しています。
さらにオンロードタイヤでありながら深溝構造を採用し、ぬかるみや雪道を走行できるM+Sを実現しています。
ダンロップグラントレックPT5の評価は?他のタイヤと比較して悪くない?
ランキング10位 YOKOHAMA GEOLANDAR X-CV
非対称トレッドパターンや専用構造・プロファイルを採用することによって優れた高速安定性と耐摩耗性を実現したハイパフォーマンスコンフォートタイヤです。
また、ハイシリカ・コンパウンドも採用しており、高いグリップ性能だけではなくウェット性能も両立させています。
M+Sタイヤながら5ピッチ・バリエーションでパタンノイズを分散し、静粛性も優れています。
ランキング11位 FALKEN AZENIS FK510 SUV
スポーツ性と快適性を兼ね備えたプレミアムSUV用タイヤです。
SUV用に高いウェットグリップ性能と剛性を確保し操縦安定性も高めています。
FALKEN AZENIS FK510の評価は?他のタイヤと比較して悪くないのか
ランキング12位 YOKOHAMA BluEarth-RV RV03
ミニバン向けのタイヤですが、車高が高いSUVにもマッチするタイヤです。
パワーインサイドショルダーとツインパワーリブで高い操縦安定性と偏摩耗を抑制します。また、3次元サイプでコントロール性以外にも静粛性も向上しています。
すべてのタイヤサイズでウェットグリップ性能が最高ランクのaだけではなく、35サイズ中8サイズで転がり抵抗性能がAA(その他のサイズはA)というのもメリットです。
BluEarth-XT AE61は16~20インチのタイヤサイズのラインナップに対して、BluEarth-RV RV03のタイヤサイズは15~20インチのラインナップです。
ですので、15インチでウェットグリップ性能aであるタイヤですので、BluEarth-XT AE61みたいなタイヤがほしいけれどもタイヤサイズが無いという車種に乗っている方にもおすすめです。
ヨコハマBluEarth-RV RV03の評価は悪くない?【ミニバン・軽自動車】
ランキング13位 GOODYEAR EfficientGrip Performance SUV
高い乗り心地と静粛性を兼ね備えたハイパフォーマンスSUV向けタイヤです。
低燃費性能やウェット性能も高く、特にタイヤサイズによっては転がり抵抗性能:A、ウエットグリップ性能:aがあるので、快適性と低燃費(ウェット性能)を重視したい方におすすめです。
ランキング14位 KUMHO CRUGEN HP71
快適性が高いSUVタイヤを購入したいけれども日本メーカーのSUV専用タイヤは高いので、価格が安いタイヤを購入したいという方におすすめのアジアンメーカーのSUVタイヤです。
低騒音パターン設計や構造化を最適化し静粛性を高めています。また、接地圧を均一化することによって乗り心地の向上に寄与しています。
クムホタイヤクルーゼンHP71の評価は?【安いSUV・ミニバンタイヤ】
ランキング15位 Continental UltraContact UC6 SUV
走行性・快適性・経済性のトータルバランスに優れたコンフォートSUVタイヤです。
ウォーター・スライダー・システムやダイヤモンド・エッジ・パターンでウェットでの安全の追求、レーキング時の安定性と剛性を高めることによる制動距離の短縮、強固なトレッドエレメントによる安定したコーナーリング、ノイズ・ブレーカ2.0による静粛性の向上、アドバンスド・シリカによる燃費性能の向上を実現しています。
ランキング16位 NITTO NT421Q
グッドデザイン賞を受賞した非対称の特徴的なデザインを持ったSUV用タイヤです。静粛性と快適な乗り心地と優れたウェット性能を実現しています。
まとめ
ひとことでSUV用タイヤといっても様々な価格帯や用途向けのタイヤがあります。SUVに乗っている方の殆どがオフロードを走行せずにオンロードのみの走行なので、静粛性や乗り心地が良ければ日々の運転やドライブが快適になります。
ここで紹介したSUV用のタイヤは特に静粛性が高い物が中心なので、オフロードを走行しない方にとってはおすすめのタイヤです。
ですのでこのランキングを参考にタイヤ選びをしてもらえると嬉しいです。