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街乗りには快適性を確保したスポーツタイヤがおすすめ
スポーツカーなどに乗っている方はハイグリップスポーツタイヤを購入したいと考えている方も多いですが、ハイグリップスポーツタイヤは街乗りでの乗り心地が悪かったりなどデメリットがあります。
そこで快適性が高いおすすめのスポーツタイヤを紹介します。
街乗り向けタイヤに対するハイグリップスポーツタイヤのデメリット
ウェット性能
ドライグリップ性能が高いハイグリップスポーツタイヤの多くが、ウェットのグリップ性能が低い傾向にあります。
これはタイヤの溝が少なく排水性が悪いので、ウェットのグリップ性能が低くなってしまうので街乗りには向きません。
静粛性
ハイグリップタイヤはブロックが大きく剛性が高い為、ノイズが発生しやすく街乗りでの静粛性や快適性が犠牲になってしまいます。
寿命
ハイグリップタイヤはタイヤ自体が柔らかい為、当然摩耗しやすく寿命が短くなる傾向があります。
一般的なコンフォートタイヤだと数万キロの寿命と言われていますが、ハイグリップタイヤでは、サーキット走行をしなくても1万キロも走行せずにスリップサインまで到達し、寿命を迎えるということもあります。
街乗り向けのスポーツタイヤはグリップ力と快適性を兼ね備えたタイヤ
街乗り向けのスポーツタイヤはドライグリップ性能はハイグリップタイヤと比較すると劣ってしまいますが、コンフォートタイヤよりも高いですし、コントロール性能が高いので走行していて楽しいタイヤです。
また、静粛性や寿命にも配慮されていることが多いので、サーキットを走行しない方や、ほとんど走行しないという方は街乗り向けのスポーツタイヤの方がメリットが大きいでしょう。
価格が安いのもメリット
街乗り向けのスポーツタイヤはハイグリップスポーツタイヤと比較して価格が安いのもメリットです。
おすすめの街乗り向けスポーツタイヤ
BRIDGESTONE POTENZA RE004
ドライでのハンドリング性能を確保しつつ、ウェットでの高いスタビリティ性能もあるスポーツタイヤです。
スポーツタイヤとしてはタイヤサイズが多く、スポーツカーだけではなく、セダン・軽自動車・ミニバンなどにも対応したサイズを展開しています。
ブリヂストン ポテンザの評価は?他のタイヤとの価格や寿命の違いなどはあるのか
YOKOHAMA ADVAN FLEVA V701
楽しいハンドリングをテーマに掲げたスポーツタイヤです。
高いブロック剛性を確保し、コントロール性能を高めているだけではなく、雨に強いというのも特徴です。
ウェットグリップ性能は全てのタイヤサイズで最高のaを獲得しています。
高速道路などでの長距離移動が多い方や、街乗りでの雨の日の強さや安心感が欲しい方におすすめのタイヤです。
DUNLOP DIREZZA DZ102
高い静粛性能や耐摩耗性能を確保したスポーツタイヤです。
耐摩耗性能やパターンノイズは従来品のDZ101と比較してさらに向上し、快適性が高くなっています。
スポーツカーだけではなく、セダンやステーションワゴンにもおすすめできるタイヤです。
ダンロップDIREZZA DZ102の評価は悪くない?【サーキット】
TOYO PROXES TR1
高剛性リブとビードフィラーを採用し、コントロール性能を高め、スポーティーな走行を実現しています。
また、ロングスラントグルーブなどが個性的なタイヤデザインを演出しているだけではなく、高いウェット性能を実現しています。
トーヨーPROXES TR1の評価は悪くない?他のタイヤと比較しての性能は
MICHELIN PILOT SPORT 5
プレミアムスポーツタイヤで他の街乗り向けスポーツタイヤと比較するとグリップ力も高い為、価格が高いのがデメリットですが、ウェット性能や静粛性も高いタイヤなので、街乗りからサーキットまで万能なタイヤです。
モータースポーツからフィードバックした非対称のタイヤパターンでドライとウェット両方で高いグリップ性能を発揮します。
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GOODYEAR EAGLE F1 SPORT
トレッドパターンの最適化やノイズ減衰ゴムの採用で、街乗りでも静粛性が高く快適な乗り心地性能を実現したエントリースポーツタイヤです。
また、強化ポリマーを採用することによってドライとウェット路面での高いブレーキング性能を実現しています。
GT RADIAL Sport Active2
強固なショルダーブロックで高いコーナーリング性能を実現し、最適に配列されたアウターブロックでロードノイズを低減し、高い静粛性を確保しているので、街乗りでも快適です。
雨の日の性能も高く、3本の太い縦溝やアウターブロックの縦溝の採用や最新のコンパウンドの採用によって、SportActiveからさらにウェットでの性能を向上しています。
欧州でのラベリング制度でウェットグリップは全てのタイヤサイズで最高のAを獲得しています。
GTラジアルのタイヤの評価は高い?ユーザーの口コミは【Giti】
KUMHO ECSTA PS71
高い総合性能をベースに進化したS-SBRや高分散マイクロシリカの採用により、ウェットでの性能を向上しています。
街乗り向けスポーツタイヤの価格と評価の比較
タイヤサイズ:215/45R17で比較
価格と評価は調査時のTIREHOODでのもの
転がり抵抗性能とウェットグリップ性能はタイヤサイズによって異なる場合があります。
メーカー | タイヤ名 | 価格
(1本あたり 税込) |
総合評価
(5点満点中) |
転がり抵抗性能 | ウェットグリップ性能 |
BRIDGESTONE | POTENZA Adrenalin RE004 | 21,010円 | 4.34点 | B | b |
YOKOHAMA | ADVAN FLEVA V701 | 22,770円 | 4.36点 | A | a |
DUNLOP | DIREZZA DZ102 | 23,540円 | 4.26点 | C | b |
TOYOTIRE | PROXES TR1 | 14,630円 | 4.19点 | B | b |
NITTO | NT555 G2 | 16,610円 | 4.25点 | B | b |
MICHELIN | PILOT SPORT 5 | 22,000円 | 4.46点 | A | a |
GT RADIAL | Sport Active2 | 12,650円 | 欧州ラベリングでA | ||
KUMHO | ECSTA PS71 | 8,140円 | 4.03点 |
国産メーカーだとTOYOTIREのPROXES TR1が安い
国産メーカーの街乗り向けスポーツタイヤがほしいという方はTOYOTIREのPROXES TR1がおすすめです。
しかし、国産メーカーにこだわっている方でなければ海外のメーカーにも魅力的なタイヤがあるので、そちらも比較して検討することをおすすめします。
アジアンタイヤのKUMHO ECSTA PS71の価格が安い
KUMHO ECSTA PS71は他のスポーツタイヤと比較すると価格が安いですが、総合評価が低いところが気になる点ではあります。
GT RADIAL Sport Active2はウェット性能が高く価格が安い
Sport Active2は日本の低燃費タイヤのラベンリングを取得していませんが、欧州のラベリング制度でウェットグリップAを獲得しています。
アジアンタイヤでもいいのでウェット性能が高いスポーツタイヤを購入したいという方におすすめです。
MICHELIN PILOT SPORT 5は評価とウェットグリップ性能が高い
GT RADIAL Sport Active2と比較すると価格は高いですが、ユーザーからの総合評価の高さとウェットグリップ性能の高さが魅力的です。
街乗り向けスポーツタイヤが購入できるおすすめのサイト
街乗り向けのスポーツタイヤが購入できるおすすめのインターネット通販サイトはタイヤフッドです。
タイヤフッドでは街乗り向けのスポーツタイヤだけではなく、様々な国内外メーカーのタイヤを取り扱っているので、ユーザーからの評価を確認して購入することをおすすめします。
また、タイヤフッドは無料のパンク保証や取付店予約が出来るのもメリットです。