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ミシュランパイロットスポーツ4の評価は高い?
ミシュランから発売されているパイロットスポーツ4ですが、果たして国産のタイヤなどと比較して評価は高いのでしょうか。
また、パイロットスポーツ4Sの違いはどこに有るのでしょうか。
パイロットスポーツ5をよりおすすめ
後継モデルとしてより性能が向上したパイロットスポーツ5が発売されている為、タイヤサイズがある方はそちらをよりおすすめします。
ミシュランパイロットスポーツ5の評価は悪くない?4Sとの違い【値段】
ミシュランパイロットスポーツ4と4Sの違い
パイロットスポーツ4Sは4と比較してサーキット走行も可能な高いグリップ力を確保しています。
燃費性能とウェットグリップ性能の違い
燃費性能もパイロットスポーツ4と4Sでも違います。パイロットスポーツ4Sは低燃費タイヤのラベリングも取得しており、12サイズで転がり抵抗性能:A ウェットグリップ性能:a、47サイズで転がり抵抗性能:B ウェットグリップ性能:aを取得しています。
また、土屋圭市さんがサーキットでパイロットスポーツ4と4Sを乗り比べて比較していますので非常にわかりやすいです。
タイヤサイズの違い
タイヤサイズの違いとしては、パイロットスポーツ4が16インチの205/55ZR16 (94Y) XLや225/50ZR16 (92Y)のラインナップが有るのに対して、パイロットスポーツ4Sは一番小さいタイヤサイズでも215/45ZR17 (91Y) XLからしかありません。
但し、パイロットスポーツ4Sは21・22・23インチといった大径のタイヤサイズも取り揃えているので、大排気量のスポーツカーにも装着できるのがポイントです。
ミシュランパイロットスポーツ4の評価
ミシュランパイロットスポーツ4はインターネット通販サイトのTIREHOOD AWARD 2020 TIRE OF THE YEAR スポーツ部門でSILVER(タイヤサイズ:225/45R18)とBRONZE(タイヤサイズ:205/55R16)を受賞していることからわかる通り、高い評価を得ています。
因みにGOLDを受賞したのがピレリのDRAGON SPORTSでタイヤサイズが215/45R17のものです。
パイロットスポーツ4Sの評価も高い
レクサスの高級クーペであるRC FやトヨタのGRヤリスにパイロットスポーツ4Sが純正装着されていることから分かる通り、自動車メーカーからも高い信頼と評価を得ています。
スポーツカー以外にも評価が高い
ミシュランパイロットスポーツ4はニッサンの SERENA AUTECHに純正採用されていることからわかる通り、スポーツカー以外に装着しても快適性を損なわず高い運動性能を発揮できると評価が高いです。
PILOT SPORT 4 SUVの評価も高い
ミシュランではSUV専用設計のPILOT SPORT 4 SUVも販売しています。スポーティーなタイヤ性能を持ちつつも強度と快適性の高いタイヤとしてユーザーからの評価も高いです。
もちろんPILOT SPORT 4と同様に低燃費タイヤのラベリングを取得しています。
初めてミシュランのタイヤ履いてみました!
パイロットスポーツSUV中々いい感じ☺️#タイヤ #ミシュラン #Michelin #SUV pic.twitter.com/Mqt0jEGA8V
— しょうた (@shotahon) September 13, 2020
パイロットスポーツ4の欠点
欠点としては新しいパイロットスポーツ5と比較するとウェットなどでの性能が劣ってしまうということです。
パイロットスポーツ4もウェットの性能は悪くありませんが、5には敵いません。
また、タイヤサイズも16インチからなので、15インチ以下には装着できないというのも欠点です。ですので、軽自動車には装着できません。
逆に利点としてはタイヤサイズが多いので多くの車種に適合します。
タイヤノイズはうるさくないのか
全94のタイヤサイズ中90サイズが低車外音タイヤですので、スポーツタイヤとしては静粛性は悪くありません。
ユーザーレビュー
最近愛車の靴を替えました。
PS3からの履き替えですが、全ての性能が上がってますね。
尖った性能のタイヤはあるけど、高次元でバランスさせたのは素晴らしいの一言。
走るの好きなミニバンオーナーさんにもオススメですね。#ミシュラン #PilotSport4 pic.twitter.com/X2AXmoAFQo— Rain (@rc160ra272rain) August 16, 2017
タイヤをPilotSport4に替えてから初めて高速走ったけど直進安定性がすごく良くて運転が楽
修正舵が全くいらない
操舵に遅れが無いから車線変更でも切りすぎて戻すみたいな操作を全くしなくてよくなった— 🦊チルド🔭 (@cirdo) September 22, 2020
ユーザーのレビューや評価としては
グリップ力が高いスポーツタイヤにも関わらず、乗り心地性能が非常に高いということです。
また、コントロール性能や直進安定性能も高いという評価です。
ミシュランパイロットスポーツ4と他のタイヤとの価格と評価の比較
タイヤサイズ:205/55R16で比較
価格と総合評価は調査時の【TIREHOOD】でのもの
転がり抵抗性能とウェットグリップ性能はタイヤサイズによって異なる場合があります
タイヤフッドの評判や評価については以下のページで解説しています。
メーカー | タイヤ名 | 価格
(1本あたり 税込) |
総合評価
(5点満点中) |
転がり抵抗性能 | ウェットグリップ性能 |
MICHELIN | PILOT SPORT 4 | 18,040円 | 4.43点 | ||
BRIDGESTONE | POTENZA S007A | 23,760円 | 4.61点 | C | b |
DUNLOP | SP-SPORT MAXX060+ | 16,390円 | 4.60点 | A | a |
↑ | DIREZZA ZⅢ (DZZ3) | 21,340円 | 4.01点 |
ブリヂストン ポテンザ S007Aとの比較
パイロットスポーツ4を検討している方は国産プレミアムスポーツタイヤのブリヂストン ポテンザ S007Aやヨコハマ アドバンスポーツ V107と迷っている方も多いのではないでしょうか。
PILOT SPORT 4とBRIDGESTONE POTENZA S007Aの値段を比較すると上記タイヤサイズで1本あたり5,720円PILOT SPORT 4の方が安いので、4本だと22,880円の価格差です。
ブリヂストン ポテンザの評価は?他のタイヤとの価格や寿命の違いなどはあるのか
【価格と評価の比較】ヨコハマのアドバンスポーツV107の評判は悪くないのか
ダンロップ SP-SPORT MAXX060+もおすすめ
他にもダンロップのSP-SPORT MAXX060+もグリップ性能が高いだけではなく、高速安定性も高いのでおすすめです。
ダンロップのSP SPORT MAXX 060+の評価は他のタイヤと比較して悪くない?【口コミ】
トーヨー プロクセススポーツ2のコストパフォーマンスが高い
上記以外のプレミアムスポーツタイヤだとトーヨーのプロクセススポーツ2もおすすめです。高いハンドリング性能とブレーキ性能を実現しています。
他の日本メーカーと比較して価格が安いので、コストパフォーマンスが高いタイヤが欲しい方におすすめです。
ただし、デメリットとしてタイヤサイズが18インチから21インチまでしかありません。
トーヨータイヤプロクセススポーツ2の評判は悪くない?【寿命】
他のタイヤとの比較
国産と比較して価格が安いスポーツタイヤを検討している方はミシュランより知名度は低いですが、PIRELLI DRAGON SPORTSやKUMHO ECSTA PS7をオススメします。
PIRELLIやKUMHOの評価については以下のページで解説しています。
ミシュランパイロットスポーツ4をオススメするユーザー
ミシュランパイロットスポーツ4をオススメしたいユーザーとしては
・スポーツタイヤを装着したいが静粛性や快適性を犠牲にしたくない方
・スポーツセダンに乗っていて、普段家族や友人などを乗せる機会が多い方
・スポーツカーではないが高いハンドリング性能を持ったタイヤを使ってみたいという方
・コストパフォーマンスの高いハイグリップタイヤを購入したいが知名度の低い海外タイヤは不安という方
以上に該当する方はミシュランパイロットスポーツ4をオススメします。
コストが安いスポーツタイヤを購入したいのであればアジアンタイヤもオススメ
ミシュランパイロットスポーツ4は国産のスポーツタイヤと比較しても評価が高く価格が安いので非常にオススメできるタイヤです。
さらに価格が安いスポーツタイヤを購入したい方はアジアンタイヤをオススメします。例えば上記で比較したタイヤサイズ:225/40R18でNANKANGのNS-2が7,510円、ATR RADIALのATR SPORTがオートウェイで6,590円で購入できます。
オートウェイでは様々な人気の高いアジアンタイヤが購入できるので評価や価格を比較して検討することをオススメします。
さらにハイグリップのタイヤとしてPILOT SPORT CUP 2がある
サーキットを頻繁に走行する方で特にタイムアタックをしたいという方にはPILOT SPORT CUP 2をお勧めします。サーキット向けタイヤでありますが、溝があるので公道も走行が可能です。